テクスチャアトラス編集

(2020/07/06 更新)

テクスチャアトラスとは、キャラクター等を構成する部品を平面上に並べた画像のことを指します。
[テクスチャアトラス編集]では、テクスチャの追加や削除を行ったり、各部品のサイズ変更等を行うことができます。

 

テクスチャアトラスの基本操作

ツールバーの[テクスチャアトラス編集]ボタンをクリックします。

[新規テクスチャアトラス設定]ダイアログが表示されます。

[新規テクスチャアトラス設定]ダイアログでは、以下の設定を行うことができます。

名前 詳細
テクスチャ名  任意の名前を入力できます。 
 幅 テクスチャサイズの幅を選べます。
 高さ テクスチャサイズ高さを選べます。
 初期配置

表示状態の���デル用画像
[パーツ]パレット上で表示状態のアートメッシュのみアトラスに配置されます。

すべてのモデル用画像
[パーツ]パレット上のアートメッシュを表示状態にかかわらず、すべてアトラスに配置します。

配置しない
アートメッシュは配置されず、空のテクスチャアトラスができます。

 自動レイアウトを実行

チェックを入れると、アートメッシュの初期配置がテクスチャサイズに合わせて自動的に行われます。
テクスチャサイズが大きい場合でも配置されるアートメッシュの倍率は最大100%です。

チェックを入れない場合、自動レイアウトは行われずアートメッシュの初期配置は、ただ並んだ状態となります。
テクスチャサイズが大きい場合、配置されるアートメッシュの倍率は100%を超えることもあります。

詳細については、このページ内の「自動レイアウトについて」で説明します。

各項目を入力し、[OK]をクリックします。[テクスチャアトラス編集]ダイアログが開きます。

テクスチャサイズの幅や高さはそれぞれ変更できますが、SDKのプラットフォームや組み込み時の環境によっては
正方形以外対応していない場合がありますので、開発者と相談の上、設定してください。

 

テクスチャアトラス編集ダイアログについて

[テクスチャアトラス編集]ダイアログの各機能について、詳細は以下です。

番号 名前 詳細
メニューバー

各種メニューが表示されます。
ファイル 編集 表示 テクスチャ 倍率設定

詳細については、このページ内の「メニューバー詳細」で説明します。

テクスチャ詳細 テクスチャサイズの表示、現在選択中のオブジェクトの位置・角度・倍率の変更ができます。
自動レイアウト 各オブジェクトの配置や倍率の変更を自動的に行います。
マージン 各オブジェクトが配置される間隔を調整します。
テクスチャ追加 テクスチャを追加します。
テクスチャ削除 テクスチャを削除します。
テクスチャの一覧

現在作成されているテクスチャの一覧です。
選択することで編集するテクスチャを切り替えます。

テクスチャの名前変更:赤枠部分のタブを右クリック ⇒ テクスチャの名前を変更


テクスチャ名のポップアップ:
赤枠部分のタブをホバーすると、テクスチャ名が表示されます。

テクスチャのタブ移動:
タブのドラッグ&ドロップでテクスチャの順序を入れ替えることができます。

テクスチャ

テクスチャが表示されます。ここからアートメッシュを直接選択し、手動で調整することも出来ます。

詳細については、このページ内の「手動でのレイアウトについて」で説明します。

モデル用画像リスト

プルダウンメニューで切り替えることで、テクスチャアトラスに配置されているテクスチャや配置されていないテクスチャを表示します。

すべて 配置済のみ 未配置のみ 表示状態かつ未配置のみ から選択できます。

詳細については、このページ内の「モデル用画像���スト詳細」で説明します。

表示オプション 背景色の変更、画面の拡大・縮小、テクスチャの全体表示、中心を基準に表示、原寸での表示、ポインタの現在位置の表示を行います。

テクスチャアトラス編集画面では、マウスホイール(中ボタン)をクリックしながらドラッグすることで画面が移動できます。
(テクスチャアトラス編集画面ではスペースが無効になっているので、Space + ドラッグは使用できません。)

 

TIPS
3.0.16のバージョンから、テクスチャアトラスのサイズの幅と高さを変更できるようになりました。
ただ、サイズ変更の際はSDKのプラットフォーム上で対応しているか確認する必要がありますので、
基本的には幅と高さを同じサイズにすることを推奨します。

テクスチャアトラスのサイズ(4096×4096px) テクスチャアトラスのサイズ(4096×2048px)

 

メニューバー詳細

名前 説明
ファイル

テクスチャをロック(β):PNGファイルで書き出し差し替えを行う際に使用します。(cmoxファイルはデフォルトでロックが掛かっています)

テクスチャ画像の書き出し(β):テクスチャを���像として書き出します。
テクスチャ画像の差し替え(β):PNGファイルの差し替えを行います。

編集 Undo:1段階元に戻ります。
Redo:1段階進みます。
すべて選択:
配置されているすべてのテクスチャを選択します。
表示 元のテクスチャを表示:チェックをオンにすると、オブジェクトの移動や拡縮などを行っても変更前の状態を表示したままにすることができます。
テクスチャ

テクスチャ追加:テクスチャを追加します。
テクスチャ削除:テクスチャを削除します。
テクスチャのサイズ変更:現在のテクスチャのサイズを変更します。
自動レイアウト:各オブジェクトの配置や倍率の変更を自動的に行います。
アトラス用データを初期化:各オブジェクトに対する変更を最初の状態に戻します。
テクスチャ生成方式:基本的には「高品質」を選択してください。

TIPS
テクスチャの拡縮や回転によって、テクスチャの淵部分などに劣化が発生する場合は、テクスチャ生成方式の「高品質」にチェックが入っていることを確認してください。
もし、「低品質」にチェックが入っている場合は、「高品質」に切り替えることで、劣化を改善させることができます。

倍率設定

選択したオブジェクトの倍率を指定します。

TIPS
Cubism2 では、モデル作成時に、テクスチャアトラスが作成されていましたが、
Cubism3からは、SDKへ組み込む際に、最終段階で作成する形になります。
従って、動画作品などで使用する際は、アトラスを意識する必要はありません。

 

モデル用画像リスト詳細

[モデル用画像リスト]では、テクスチャアトラスに配置されている画像や配置されていない画像を確認、編集することができます。

配置済の画像の除外のやり方

書き出しに必要のないアートメッシュを選択し、[Backspace]キーまたは[Delete]キーで除外します。
除外されたアートメッシュはモデル用画像リストを[未配置のみ][表示状態かつ未配置のみ]に切り替えることで確認できます。

 

未配置の画像の配置のやり方

テクスチャアトラス作成時に[ 表示状態のモデル用画像]や[配置しない]を選んだ場合、
アートメッシュはテクスチャから除外され[未配置のみ][表示状態かつ未配置のみ]リストに入ります。

未配置のアートメッシュをテクスチャに配置する場合には、リストから配置したいアートメッシュをダブルクリックします。
または配置したいアートメッシュを右クリックし、[選択要素をテクスチャアトラスに配置]を実行します。

TIPS
テクスチャアトラスを作成した後に、追加パーツの読み込みを行った場合もアートメッシュは、[未配置のみ][表示状態かつ未配置のみ]リストに表示されます。

 

 

自動レイアウトについて

最初にテクスチャアトラスを作成した際は、[新規テクスチャアトラス設定]ダイアログが表示されます。

ここで自動レイアウトを行う場合は[自動レイアウトを実行]をチェックします。

チェックしなかった場合には自動レイアウトは行われず、アートメッシュがそのまま並んだ状態となります。

自動レイアウトを行った場合 自動レイアウトを行わなかった場合

 

自動レイアウトを行った場合、メッシュの形状によりテクスチャが重なる場合があります。
テクスチャが重なった場合は手動で位置を調整する、もしくは[マージン]を大きく設定し、再度[自動レイアウト]を実行します。

 

POINT
[自動レイアウト]はテクスチャの大きさに対して適切な倍率でアートメッシュをレイアウトします。
そのため、テクスチャサイズが小さいと、すべてのアートメッシュの倍率が100%にならない場合があります。

そのような時は、[テクスチャ]メニュー →[テクスチャのサイズ変更]の順に選択し、テクスチャのサイズを大きく設定し、再度自動レイアウトを実行します。
もしくは[テクスチャ]メニュー →[テクスチャ追加]の順に選択してテクスチャを追加し、
一枚目のテクスチャに収まらなかったアートメッシュを新しいテクスチャに移動してから、再度自動レイアウトを実行します。

新しいテクスチャにアートメッシュを移動する方法については後述の、『手動でのレイアウト』項目内の「他のテクスチャにアートメッシュを移動する」項目をご覧ください。

 

手動でのレイアウトについて

アトラスに配置されたアートメッシュに対して、以下の手動調整を行うことができます。

アートメッシュの移動

テクスチャへの配置後、アートメッシュ同士が重なっている場合や、テクスチャからはみ出している場合は、手動でアートメッシュを移動します。
周辺のアートメッシュに重なることがないように、空いているスペースにレイアウトを行います。

アートメッシュ同士が重なったり、はみ出していると、下図のようにモデル上での見た目がおかしくなります。

テクスチャアトラスの配置 モデル上の見た目

 

そのようなときは、以下の手順で直せます。

移動したいパーツをクリックして選択し、ドラッグアンドドロップで、アートメッシュ同士が重ならず、テクスチャからはみ出さない位置に移動します。
アートメッシュを選択するとバウンディングボックスが表示され、拡大縮小や回転、移動を行うことができます。

POINT
拡大縮小は通常の編集時と違い、[Shift]キーを押下しなくても縦横比が維持されますが、[倍率]が変化します。
そのため、書き出し時の見た目に影響する場合がありますので、拡大縮小は慎重に行ってください。

 

 

 

他のテクスチャにアートメッシュを移動する

複数のテクスチャ間でアートメッシュ移動する場合には、まず移動するアートメッシュを選択します。

次に、移動先のテクスチャを選択します。目的のテクスチャに移動後、選択を解除しましょう。

TIPS
アートメッシュを一旦テクスチャから除外し、移動先のテクスチャを選択してアートメッシュを配置することでも移動が可能です。

 

倍率を変更する

倍率を設定するアートメッシュを選択し、[倍率]を入力します。

倍率はアートメッシュごとに設定でき、複数のアートメッシュを選択した状態で[倍率]を設定することも可能です。

倍率10% 倍率100% モデル用画像表示([T]キーで切り替え)

TIPS
倍率が100%以下の場合、書き出されるモデルの解像度が下がりますが、見えない部分などはあえて倍率を下げることでテクスチャのサイズや枚数を削減することができます。
テクスチャアトラスから書き出されるモデルの状態を確認するにはキャンバスビューで[T]キーを押下し、[テクスチャアトラス表示]に切り替えます。

 

POINT
テクスチャアトラスを作成した後でメッシュの編集を行う場合、
まわりに配置したアートメッシュに重なったり、テクスチャアトラスからはみ出す可能性があります。

テクスチャアトラス整え終わった後に、メッシュの編集を行う場合には[メッシュ編集モード]の表示を[アトラス表示]に変更することで、
他のアートメッシュに重なっていないか、テクスチャアトラスからはみ出していないかなど、確認しながら調整できます。

 

 

テクスチャアトラスの追加とサイズの変更

テクスチャの面積が足りない場合は[テクスチャ追加]もしくは[テクスチャのサイズ変更]を行います。

 

テクスチャアトラスの追加

テクスチャを追加する場合は、[テクスチャ]メニュー →[テクスチャ追加]の順にクリックします。
[新規テクスチャアトラス設定]ダイアログが開くので、[テクスチャ名]と[幅][高さ]を入力し、[OK]をクリックします。

 

 

テクスチャのサイズ変更

テクスチャのサイズを変更する場合は、[テクスチャ]メニュー →[テクスチャのサイズ変更]の順にクリックします。
[幅][高さ]を入力し、[OK]をクリックします。

 

 

テクスチャの削除

テクスチャが不要になった場合は[��クスチャ削除]を行います。
このとき、アートメッシュが配置されているテクスチャに対して[テクスチャ削除]を行うことができません。

まず、削除したいテクスチャを表示し、[Ctrl]+[A]キーですべてのアートメッシュを選択し、[Backspace]キーもしくは[Delete]キーで除外します。
次に、[テクスチャ]メニュー →[テクスチャ削除]の順にクリックします。

POINT
テクスチャアトラスが一枚のみの場合は[テクスチャ削除]を実行することはできません。
アトラスをすべて削除(初期化)したい場合は、後述のアトラス用データを初期化を行います。

 

アトラス用データを初期化

テクスチャアトラスを初期化します。
[テクスチャ]メニュー →[アトラス用データを初期化]の順にクリックします。

POINT
この操作はUndoやキャンセルができませんのでご注意ください。

[新規テクスチャアトラス設定]ダイアログが開くので、[テクスチャ名]と[幅][高さ]を入力し、[OK]をクリックします。
アトラスを再作成する必要がなければ、[Cancel]をクリックします。

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