FAQ(よくある質問)
(2019/2/4 更新)
このページではCubism Editorの使い方や仕様の確認などについて、質問と回答を紹介します。
導入を検討されている方は参考にしてください。
【 重要なお知らせ 】
・macOS版をご利用の際、フリーズする現象が発生する場合には以下の項目をご覧ください。
Q28 macOS版Cubism 3 Editorを操作しようとするとフリーズすることがあるのですが…
・ターゲットバージョンについて詳細を知りたい方は以下の項目をご覧ください。
Q29.モデルを読み込むとターゲットバージョンを聞かれるのですが、どちらを使えばいいのでしょうか?
Q1. 何をするソフトですか?
A1. Cubismは、完全「2D」のまま一枚絵に立体表現を施すソフトウェアです。
詳しくは製品ページをご確認ください。
Cubism 3製品ページ
Q2. マニュアルはありますか? / 操作方法がしりたいです
A2. はい。準備しております。
製品マニュアルのTopページからご確認ください。
Cubism 3 Editor マニュアル
モデル制作の手順については、動画などで解説を行っているチュートリアルページをご確認ください。
Cubism3 Editor チュートリアル
Q3. 必要環境と推奨環境を教えてください
A3. はい。準備しております。
以下のページに記載しておりますので、ご確認頂ければと思います。
Cubism3 Editor 動作環境
Q4. Mac版はありますか?
A4. はい、ございます。
以下のページに記載しておりますので、ご確認頂ければと思います。
Cubism3 Editor 動作環境
Q5. 2.1のモデルを読み込めますか?
A5. 読み込むことは可能です。
Cubism3にcmoxを読み込むとパーツパレットの並び順が強制的に逆転します。
あと、3.X以降でのスクリプト対応に伴いID などをそのまま使える仕様にしています。
従って、IDは以下の仕様に変更になっています。
[仕様]
・半角英数字と_(アンダーバー)のみ
・63文字以内
・数字からは始められません
2.1のモデル(cmox)を読み込んだ際は、以下のように変換されますので予めご了承いただければと思います。
2.1仕様で取り得るユーザが設定したIDの値 | 種類 | 変換後 |
D_HAIR_FRONT_001.00 | アートメッシュ | D_HAIR_FRONT_001_00 |
B_BODY_001.02 | デフォーマ※1 | B_BODY_001_02 |
_BODY_001.02 | デフォーマ※1 | _B_BODY_001_02 |
10_BODY_001.02 | デフォーマ※1 | _10_B_BODY_001_02 |
PARTS_01_HAIR_FRONT_001 | パーツID | PARTS_01_HAIR_FRONT_001 |
PARAM_EYE_L_OPEN | パラメータID | PARAM_EYE_L_OPEN |
※1 回転・曲面ともに同じ仕様
Q6. 2.1用にデータを書き出せますか?
A6. 書き出しも可能です。
基本的に書き出しは可能です。
ただ、制限される部分もございますので、以下のコンバート時の注意事項をご確認ください。
例えば、Cubism3で作成したデータを「Viewer」などで使用する場合は2.1用のIDに変換する必要があります。
[コンバート時の注意事項]
- Cubism2.1 のcmoxファイルのエクスポートを実装しました。
PSDの原画との関連付けは切れますのでご注意ください。
(今後対応する可能性はあります) - ワープデフォーマの変換の分割数が、2.1ではベジェの分割数と同じ値としてセットされます。
3.0では変換用の分割点を直接編集できるため、2.1と表現が変わらないようにするためにはこのような変換が必要となります。
※ただし、動画用など極端に変換の分割数が多い場合、全てのコントロールポイントにハンドルが設定されるため動作が重くなります
- 変形パスは2.1用には変換されず削除されます。
その他、3.0の新機能、設定は変換・反映されません。
Q7. Euclidのデータを読み込めますか?
A7. 互換性はございません。
残念ながら双方間でのデータの互換性はございません。ご了承下さい。
Q8. Viewerはありますか?
A8. 基本的にModeler,Animatorに統合される予定です。
Viewerは「物理演算」を含む一部機能をEditorに統合しました。
他の機能についても実装を予定しております。
しばしお待ちいただければと思います。
Q9. 新機能のグルーとは何ですか?どうやって使いますか?
A9. グルーとはアートメッシュの頂点同士を自動吸着させる機能になります。
重み(吸着の割合)も調整可能で、徐々に割合を変化させていくこともできます。
Q10. Animatorが見当たらないのですが…
A10. 統合されました。
以前のCubism2.1のModeler,Animator,Viewer(一部機能)は、本バージョンより統合され1つのEditorで管理できるようになります。
Q11. 動画の書き出しに対応していますか?
A11. 現行はgifと静止画の連番書き出しのみの対応となっております。
大変申し訳ございません。
実装は、近々予定しております。
Q12. バグらしき挙動を見付けたのですが…
A12. 大変申し訳ございません…。ぜひコミュニティーのほうまでご連絡頂ければと思います。
コミュニティはこちらになります。
コミュニティ
Q13. 専用のコミュニティはありますか?
A13. はい、ございます。
Live2Dに関するコミュニティを用意しております。ぜひご参加ください。
コミュニティ
Q14. 日本語以外のマニュアルはありますか?
A14. はい、順次になりますが、「英語」「中国語」「韓国語」に対応していきます。
近日中に「英語」「中国語」「韓国語」に順次対応していく予定です。そのほかの言語については検討を進めています。
Q15. 書籍はありますか?
A15. Cubism3の書籍販売はまだ未定です。
発売が決まりましたら発表させていただきます。
Q16. インターフェイスは4ヶ国語に対応していますか?
A16. 最初は「日本語」と「英語」対応しています。
現在は「日本語」と「英語」に対応しております。今後「中国語」「韓国語」に順次対応していく予定です。そのほかの言語については検討を進めています。
Q17. 作ったモデルはAEプラグインで読み込めますか?
A17. Cubism3.0のバージョンでは現行未対応です。
現在未対応ですが、今後対応していく予定で検討しています。
Q18. VR用のモデルをつくることはできますか?
A18. はい、可能です。
仕様によっても変化しますが、基本的にはモデル構造自体はかわりません。
Q19. アートメッシュが正常に編集できません。
A19. 大変申し訳ございません、3.0.04までのバグの可能性がございます。お手数ですが、以下のリカバリ方法をお試しください。
3.0.04まではメッシュ編集時に アートメッシュの点が2点以下にすることができ、
2点以下の状態ではその後の操作が正常にできない状態になっていました。
3.0.05では、2点以下の頂点しか持たない場合は、メッシュ編集を完了できないように変更されております。
3.0.04までに作成した正常に編集できないアートメッシュについては、大変お手数ですが以下のA,Bいずれかで復元よろしくお願いいたします。
【リカバリ方法 A 】
- 不正な状態のアートメッシュをパーツパレットから選択し削除
- プロジェクトパレット>モデル用画像から、復活させたい画像を選択し右クリックから「アートメッシュを作成」を実行する。
この操作で初期状態のアートメッシュが生成されます。
【リカバリ方法 B 】
- 不正な状態のアートメッシュをパーツパレットから選択
- 「メッシュの手動編集」ボタンを押して編集を開始する
- 「モデル用画像表示」に切り替える(この段階で画像とメッシュが見えるようになる)
- メッシュを編集し、3点以上の適切な形状にする(今後は2点以下ではメッシュ編集を完了できない)
- メッシュの編集を完了する
- テクスチャが適切に表示されない場合は、T を二回押すことで原画が表示される状態になります。 (もしくは、「モデリング」メニュー>「テクスチャ」>「原画とテクスチャアトラスを切り替え」を2回実行する
Q20.cmoxを読み込んだのですが、モデルの色味が若干変わってしまいます。
A20. Cubism3.0からはテクスチャの表示方法を若干変更しております。色味の変化を感じた場合は以下のリカバリ方法をお試しください。
【リカバリ方法 】
- ツールバーにある「テクスチャアトラス編集」をクリック。
- そのまま「OK」をクリック。
- テクスチャのアトラスが更新され色味が復元。
Q21.音声ファイルが読み込めません。
A21. BGMや音声のファイルはwav形式のみ使用することができます。mp3などの形式には現行まだ未対応となっております。
BGMや音声のファイルはwav形式のみ使用することができます。
同じ[wav形式]であっても一部サポートされていない形式のものがあり、警告が表示されて読み込むことができない場合があります。
その場合には対応する[wav形式(16bit、44100Hz)]にエンコードを行うことで読み込める可能性があります。
Q22.ビュー上にモデルが表示されません。
A22. 「原画」の一部レイヤーがリンク切れを起こしている可能性がございます。
パーツやデフォーマパレットにモデル情報が表示されている場合は、リカバリができる場合がございます。
リカバリ方法については、「原画とモデル用画像のリンクについて」の頁をご確認ください。
Q23. FREE版はありますか?またPRO版との違いはなんですか?
A23. はい、あります。
ダウンロードはこちらから。PRO版との違いは、機能比較一覧をご覧ください。PRO版が試せるTrialも期間もあります!
Q24. ViewerやFaceRigでモデルが動きません。
A24. パラメータのIDを2.1用に変更する必要がございます。
Cubism3で作成したモデルを2.1用にコンバートした場合は、IDの変換が必要になります。
ViewerやFaceRigで使用しているIDはCubism2.1の仕様になっているため、Cubism3のIDのままではモデルは動作しません。
IDの変換方法は「IDの変換」の頁をご確認ください。
Q25. Editorの動作が不安定なのですが…
A25. メモリの使用量を増やす方法がございます。
※3.1の「エディタのJavaメモリ確保量の最適化」の新機能により、以下の設定は必要なくなります。
ただ、メモリの使用量を自身でコントロールしたい方は、以下の設定を行ってください。
(更新:2017/11/29)
Cubism Editor 3では、初期状態では 4GB を利用できる最大のメモリサイズとして指定しておりますが、
大きなサイズのテクスチャが読み込めない、アニメーションの再生が遅いなどの問題が発生する場合、メモリの最大使用量を増やすことで解決できる可能性があります。
メモリの使用量の変更方法については「動作確認」の頁をご確認ください。
Q26. Editorが起動しません。
A26. グラフィックスドライバの更新で解決するケースがあるようです。
「CUB3-1293=OpenGLの初期化に失敗しました。お使いのパソコンが動作環境を満たしているかご確認下さい。」
というメッセージが現れ、起動が失敗する場合があります。
これは、OpenGL 3 を利用できない環境にある場合にでる警告なのですが、グラフィックスドライバの更新で
解決するケースがあるようです。最新のグラフィックドライバがインストールされているかご確認下さい。
詳しくは「Editorが正常に起動しない場合の確認事項」の頁をご確認ください。
Q27. 数字を使用したショートカットキーが動作しないのですが…
A27. 上部に並んでいる数字キーとテンキーに並んでいる数字キーを、それぞれ別のキーとして扱っています。
Cubism Editor 3のショートカットキーは、キーボード上部に並んでいる数字キーとテンキーに並んでいる数字キーを、それぞれ別のキーとして扱っています。
詳しくは「ショートカットキー一覧」のページをご参照ください。
Q28. macOS版Cubism 3 Editorを操作しようとするとフリーズすることがあるのですが…
A28. マウス操作などに影響を与える常駐アプリケーションをオフにすると解決する場合がございます。
マウス操作などに影響を与える常駐アプリケーションをご利用の場合にCubism 3 Editorがフリーズする現象が発生いたします。
この問題が発生する場合、常駐アプリケーションをオフにした状態でCubism 3 Editorをご利用くださいますようお願い申し上げます。
現在問題の発生が確認されているアプリケーションは以下の通りです。
・PopClip
・BetterTouchTool
・BetterSnapTool
・Magnet
(Magnetメニューより「”CubismEditorApp”を無視する」にチェックを入れてオフにすることで回避できます)
Q29.モデルを読み込むとターゲットバージョンを聞かれるのですが、どちらを使えばいいのでしょうか?
A29.プロジェクトで、3.0のSDKを使用する場合は「Cubism3.0(3.2)」を選択してください。
【モデルのターゲットバージョン設定について】
・Cubism3.0(3.2) : 旧バージョンと同じ表現にしたい場合に設定します。
3.3以前の SDKを使用する場合はこちらをご利用下さい。
・Cubism3.3 : 3.3で導入された機能を使いたい場合に設定します。
3.3 SDKを使用する場合はこちらをご利用ご利用下さい。
なお、3.3の新機能でSDKに影響のある機能は[ワープデフォーマの変換]のみです。
3.2までのバージョンで作成されたモデルを [Cubism3.3] のターゲットバージョンで制作しても問題ないですが
3.3以前のSDKを引き続き利用する場合は、moc3書き出し設定で、書き出しバージョンを「SDK 3.0 / Cubism3.0(3.2) 対応」
に指定してください。
なお、ワープデフォーマの変換の部分で若干注意点がありますので「ワープデフォーマの変換」をご参照ください。