トラッキング機能

(2021/09/28 更新)

このページでは、Cubism 4 AE Pluginのトラッキング機能について説明します。

 

トラッキング機能について

トラッキング機能は特定のアートメッシュに対してレイヤーを追従させることができます。
モデルの動きに合わせて画像やエフェクトなどを追従させることができるため、効率よく演出を追加することができます。

Cubism Trackerを開く

タイムラインパネルにCubismモデルを読み込んで、モーションを設定します。

続いてタイムラインパネルの[Tracking]を開き、[Open]をクリックします。

[Cubism Tracker]のパネルが開くので、全体が確認できるように拡大します。
(パネルが縮小して表示されるため)

パネルが表示されない場合は、[ウインドウ]メニュー → [エクステンション]→[Cubism Tracker]にチェックを入れましょう。

 

Cubism Trackerパネルについて

No. 機能 詳細
1 パネルメニュー CubismTrackerのパネルメニューが開きます。
2 モデルレイヤー選択 編集対象のモデルレイヤーを選択できます。
プロジェクトに存在する、Live2D Cubism Rendererが設定されているすべてのモデルレイヤーが選択可能です。作業状態はモデルレイヤーごとに保存されます。
3 Undo After Effectsと同じキーバインドでUndoが可能です。
レイヤーを変更するとヒストリーはクリアされます。
4 Redo After Effectsと同じキーバインドでRedoが可能です。
レイヤーを変更するとヒストリーはクリアされます。
5 エクスポート トラッキング情報を保存した[.jsxファイル]を出力/保存します。
6 アタッチポイント
インスペクタ
アタッチポイントの情報を表示/編集します。
名前はテキストボックス右のメニューから選択が可能で作成時に自動で名前が振られます。
エクスプレッションでアタッチポイントを指定する際に使用し、名前の変更も可能です。
※beta版では名前の変更は英語のみ可
7 コメント アタッチポイントに任意のテキストを設定できます。
8 アタッチポイントの削除 アタッチポイントを選択している状態��、ボタンをクリックすると削除できます。Deleteキーでも削除できます。
9  APPLY アタッチポイントを選択した状態で[APPLY]をクリックすると、選択されているレイヤーにエクスプレッションを設定します。
10 アタッチポイント トラッキングさせたいアートメッシュにアタッチポイントを設定します。

アタッチポイントを設定する

Cubism Tracker パネルでトラッキングしたいアートメッシュにアタッチポイントを設定します。

ビュー上でマウスホバーするとアートメッシュの色が変化するので、ドラッグしてアタッチポイントを設定します。
アタッチポイントは始点と終点を設定することで位置と方向(角度)を指定することができます。
(方向は始点と終点を結ぶラインの中央に矢印で表示されます)

アタッチポイントの始点と終点はトラッキングするアートメッシュに収まるようにしましょう。
(2つのアートメッシュにそれぞれ始点と終点を設定することもできます)

エクスポートボタンをクリックし、トラッキングデータの出力先を選択・保存します。

エクスポートボタンは、初回[Export]と表示されクリックするとエクスポート先を選択するファイルダイアログが表示されます。
保存後はエクスポートボタンにモデル名が表示されます。

アタッチポイントを編集したり、モーションを修正した際は[Export]ボタンをクリックすることでタイムラインに反映されます。

エクスポート先を変更したい場合は、ボタン右のメニューから[Export As...]を選択し別名保存します。

トラッキングデータの保存が完了すると、プロジェクトパネルに[.jsxファイル]が追加されます。

アタッチポイントは複数設定でき、▼ボタン(①)をクリックするとリストから選ぶことができます。
(アタッチポイントを選択すると設定したアートメッシュが赤色に変化します)

CubismTrackerのパネル上で再編集を行った場合は、再エクスポートを行い設定を保存しましょう。

 

トラッキングを適用する

トラッキングさせたいレイヤー(①)とCubism Trackerパネル内の「アタッチポイント」(②)を選択します。

Cubism Trackerパネル内の[APPLY]ボタン(③)をクリックすると、選択レイヤーにトラッキングをコントロールするための
エフェクトとエクスプレッションが適用されます。

アタッチポイントを設定したアートメッシュに対象のレイヤーをトラッキングできました。

 

トラッキングデータを更新する

トラッキングデータは、エクスポート時のモデルのモーションに対して作られます。
モーションを変更した際は、再エクスポートが必要です。

CubismTrackerからのエクスポートでも更新は可能ですが、エフェクトコントロールパネルの[Tracking]→[Export]を
クリックすることでトラッキングの設定を更新し保存できます。
(タイムラインパネルからも更新は可能です)

モーションのみ調整したい場合は、CubismTrackerのパネルを閉じた状態でもトラッキングの更新ができるため便利な機能です。

 

ヌルレイヤーを活用した使用例

ヌルレイヤーにトラッキングを適用することで、効率よく編集することができます。

 

ヌルレイヤーと親子付けする

トラッキングさせたいレイヤーをトラッキングが適用されたヌルレイヤーに親子付けします。
複数のレイヤーをトラッキングさせたいときなど、親のヌルレイヤーを調整するだけで良いため
後の編集が楽になります。

ヌルレイヤーにCubismモデルのレイヤーを親子付けした例になります。

 

ヌルレイヤーの座標とエクスプレッションでリンクさせる

エフェクトを追従させたりする場合は、「エフェクトにある座標を扱うプロパティ」と
「トラッキングが適用されたヌルレイヤー」の座標をリンクさせると扱いやすくなります。

ヌルレイヤーの座標にパーティクルをエクスプレッションでリンクさせた例になります。

TIPS
トラッキングさせるモデルとその対象のレイヤーは同じコンポジションに配置しましょう。

 

追加の調整

エフェクトコントロールパネルの[Cubism Tracking Control]で更に細かい設定が可能です。

 

①Tracking Rate(Master)

トラッキングの影響度を調整します。
0%でトラッキングされない状態になります。

 

②Tracking Rate(Position/Rotation)

位置と回転の[Tracking Rate]を個別に調整します。
0%でトラッキングされない状態になります。

 

③Offset(Origin)

アタッチポイントの始点と終点の間で、どの位置にトラッキングするかを調整します。
デフォルトでは始点にトラッキングされるため、終点(先端)にトラッキングしたい場合は、100%にします。

 

⑤Offset(Angle)

アタッチポイントで指定した方向の角度を調整します。

 

⑥Time(Delay[sec])

トラッキング開始までの遅延時間を調整します。
遅れてついてくるような表現に活用できます。

 

⑦Time(Out of Range)

トラッキングの開始前・終了後のフレームにおける挙動を選択します。

Start/End frame:
トラッキングの開始・終了フレームと同じ値を位置・回転に使用します。

Use Keyframes:
キーフレームの値を位置・回転に使用します。
トラッキング前後の動きとトラッキング中の動きを接続する際に使用します。

 

⑧設定のリセット

[Cubism Tracking Control]の設定をリセットします。

 

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