アニメーションテンプレート
最終更新: 2019年9月4日
「まばたき」などでよく使うキーフレームを[アニメーションテンプレート]に登録することで、効率的にアニメーションの制作を行うことができます。
ここではアニメーションテンプレートの作成方法を解説します。
アニメーションテンプレートの作成手順
まずはテンプレートの元となるモーションを作成します。
ここでは、シンプルで使用頻度の高い「まばたき」を作成します。
キーフレームを両目それぞれ4つ挿入し、その中の2つをパラメータ0にしたものです。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2018-02-05_21h15_20.png.pagespeed.ce.Nd25df_WBv.png)
テンプレートにしたい箇所のフレームを選択します。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2018-02-05_21h07_13.png.pagespeed.ce.F7qo3e36AA.png)
選択した状態でテンプレートパレットの赤枠部分の[新規]アイコンをクリックします。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h15_33-5.png.pagespeed.ce.ygXFztiqpv.png)
[入力]ダイアログでテンプレート名を入力して、[OK]ボタンをクリックします。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h13_00.png.pagespeed.ce.Wm2kBnsiif.png)
これで、テンプレートパレットに「まばたき」ボタンが作成されます。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h15_13.png.pagespeed.ce.2cP5ABSRRE.png)
この「まばたき」ボタンをクリックすると、テンプレートにしたキーフレームが挿入されます。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2018-02-05_21h08_08.png.pagespeed.ce.rFNztBzT0x.png)
作成したアニメーションテンプレートは[ゴミ箱]アイコンをクリックすることで、削除できます。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h15_13-2.png.pagespeed.ce.pw_uM0RKp1.png)
Tips
アニメーションテンプレートは、同一IDのパラメータに対してのみ適用できます。アニメーションテンプレートの管理
テンプレートパレットの[フォルダ]アイコンをクリックします。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h15_13-3.png.pagespeed.ce.tC-b8uqb3j.png)
すると、テンプレートのファイルが保存されているフォルダが開きます。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h27_53.png.pagespeed.ce.60JW4bZaEh.png)
共有したいテンプレートファイルはこのフォルダに入れると、アニメーションで使うことができます。
テンプレートファイルはフォルダの中に入れて扱うこともできます。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h47_22.png.pagespeed.ce._bUw2w5X7p.png)
ファイルマネージャでの変更を反映させるためには、赤枠部分の[更新]のアイコンをクリックします。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h15_13-4.png.pagespeed.ce.5y7yJSVCxX.png)
テンプレートパレットに内容が反映され、テンプレートを使用できるようになります。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-05_19h52_06-2.png.pagespeed.ce.pZxq1HTMTV.png)
Cubism 2.1で作成したctmpファイルのインポート
Cubism 2.1で作成したアニメーションテンプレートは、Cubism 3.0以降にインポートして使用することができます。
以下の手順で2.1のctmpファイルのある場所を開きます。
テンプレートパレットの右上にあるメニューアイコン内の[2.1形式をインポート]をクリックします。
2.1では「C:Live2D_Cache emplates」の中に保存されています。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-22_19h21_03.png.pagespeed.ce.v6UMatp8eS.png)
インポートしたいファイルかフォルダを選択して「開く」をクリックします。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-22_19h21_54.png.pagespeed.ce.ERDueMqB5B.png)
Cubism 3.0以降のアニメーションテンプレートが保存されているフォルダにインポートされ、パレット内に反映されました。
![](https://docs.live2d.com/wp-content/uploads/2017/04/2017-06-22_19h22_48.png.pagespeed.ce.6BXZwa8p4a.png)
Tips
アニメーションテンプレートの[2.1形式をインポート]を使用する際の注意点
IDは、3.0以降から2.1へ変換する場合、2.1の標準パラメータで使用している「大文字」の形式に変換されます。
そのため、2.1で標準パラメータを使用せず「小文字」のIDを設定している場合は形式が一致しないため適用されません。
(特別な理由がない限り、2.1や3.0以降のパラメータIDは標準の形式で作成されることをおすすめします)
- 標準パラメータリスト(3.0以降)
- 標準パラメータ設定(2.1)