素材分けPhotoshopプラグインの使い方
最終更新: 2024年8月6日
素材分けパネルの表示
[プラグイン]メニュー →[Live2D Cubism Material Separation] → [素材分け]から素材分けパネルを表示します。
または、[プラグイン]パネル →[Live2D Cubism Material Separation]から表示することもできます。
以下のような[素材分け]パネルが表示されます。
プラグインの使い方
選択範囲の指定
Photoshopの選択ツールなどを使用し、素材分けをしたい対象を選択します。
Tips
選択範囲の大きさは、選択範囲を囲う矩形が400万画素以下にする必要があります。
切り抜き
選択範囲を指定した状態で[切り抜き]ボタンをクリックすると、対象の正確な形を認識しアンチエイリアスがかかった状態で切り抜きます。
切り抜き結果は、元レイヤー(原画)とは別のピクセルレイヤーに作成されます。
(※切り抜かれたレイヤー名は「切り抜き」になります)
[切り抜き]単体ではレイヤーが分かれるだけなので、チェックボックスのオプションを設定することにより、使い勝手が良くなります。
以下より各機能ごとに説明していきます。
新規グループ内に切り抜く
[新規グループ内に切り抜く]をチェックした状態で、[切り抜き]ボタンをクリックします。
すると、新規グループが作成され、その中に切り抜き結果のピクセルレイヤーが格納されます。
選択 | 切り抜き結果 |
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レイヤーマスクを使用する
[レイヤーマスクを使用する]をチェックした状態で、[切り抜き]ボタンをクリックします。
すると、切り抜き結果がレイヤーマスクとして保存されます。
結果を修正したい場合などは、レイヤーマスクで調整することができます。
選択 | 切り抜き結果 |
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切り抜き領域を塗りつぶす
[切り抜き領域を塗りつぶす]をチェックした状態で、[切り抜き]ボタンをクリックします。
すると、切り抜き領域を周囲に馴染むように塗りつぶし、その結果をピクセルレイヤーとして作成します。
選択 | 切り抜き結果 |
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選択 | 塗りつぶされた状態 |
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切り抜き領域を拡張する
[切り抜き領域を拡張する]をチェックした状態で、[切り抜き]ボタンをクリックします。
すると、切り抜き領域が拡張され、選択対象物が少し大きめに切り抜かれます。
※このオプションは、大きめに切り取った後に人手で削る工程を想定したものです。
自動で精度よく切り抜きたい場合、このオプションは設定せずにご利用ください。
選択 | 通常の結果 | 拡張された結果 |
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切り抜きレイヤーに任意の名前をつける
[切り抜きレイヤー名]のテキストフィールドに文字列を入力した状態で[切り抜き]ボタンをクリックします。
すると、切り抜き結果は入力した文字列がレイヤー名として入力された状態で、ピクセルレイヤー、グループレイヤーが作成されます。
選択 | 切り抜き結果 |
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塗りつぶし
選択範囲を指定した状態で[塗りつぶし]ボタンをクリックすると、選択範囲を塗りつぶします。
塗りつぶし結果は、元レイヤー(原画)とは別のピクセルレイヤーに保存されます。
(※塗りつぶされたレイヤー名は「塗りつぶし」になります)
[塗りつぶし]の特徴:
- 選択範囲内の「全ピクセル」に効果が適用される。
- 元レイヤーの上にピクセルレイヤーが作成される。
塗りつぶしレイヤー名:
切り抜きレイヤー名同様に「塗りつぶしレイヤー名]も、テキストフィールドに文字列を入力した状態で「塗りつぶし」ボタンをクリックします。
すると、レイヤー名が入力された状態でピクセルレイヤーが作成されます。
選択 | 塗りつぶし結果 |
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選択 | 塗りつぶされた状態 |
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塗り広げ
選択範囲を指定した状態で[塗り広げ]ボタンをクリックすると、選択範囲を塗り広げます。
塗り広げ結果は、元レイヤーとは別のピクセルレイヤーに保存されます。
(※塗り広げられたレイヤー名は「塗り広げ」になります)
[塗り広げ]の特徴:
- 選択範囲内の「透過部分」に塗りが適用される。
- 元レイヤーの下にピクセルレイヤーが作成される。
塗り広げレイヤー名:
切り抜きレイヤー名同様に「塗り広げレイヤー名]も、テキストフィールドに文字列を入力した状態で「塗り広げ」ボタンをクリックします。
すると、レイヤー名が入力された状態でピクセルレイヤーが作成されます。
(※デフォルトではレイヤー名は「塗り広げ」になります)
選択 | 塗り広げ結果 |
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選択 | 塗り広げられた状態 |
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可能な場合はGPUを使用する
「可能な場合はGPUを使用する」にチェックを入れると、GPUが使用可能な環境の場合はGPUを使用して処理を行います。
Tips
[素材分け]パネル右上のメニューボタンから[About]をクリックすると、[About]ダイアログが表示され、現在の処理デバイスがGPUかCPUかを確認できます。