Cubism3 Viewer (for OW)について

[最終更新日 : 2018/09/06]

Cubism3 Viewer (for OW)は、Cubism3で作成したデータの検証のみを目的としたビューアです。
モデルの表示の他、物理演算や視線追従、複数のモーションの再生等を確認することが出来ます。

Cubism2.1に近い運用形態を「オリジナルワークフロー( Original Workflow )」と呼びます。
Cubism3 Viewer (for OW)では、Cubism2.1で使用されていたパラメータフェードを使用した腕などの
ポーズ切り替えや表情の作成ができるようになります。

これにより、表情設定、ポーズ設定、モーションリスト等をCubism2.1に近い形で利用することができます。

Cubism3 Viewerで扱えるモデルやモーションは、組み込み用に書き出されたデータです。
編集用の.cmo3、.can3は扱うことができませんのでご注意ください。

 

 

Cubism 3 Viewer (for OW)の画面について

番号 項目 詳細
メニューエリア モデルの読み込みやパラメータの操作、モーションの再生などを行うメニューが表示されます。
表示するメニューは、上部にあるドロップダウンから選択します。
リソースエリア 読み込まれたデータやCubism3 Viewer上で作成されたデータはここに表示されます。
設定項目エリア Cubism 3 Viewer (for OW)上で設定を保存・読み込みます。
モデル表示エリア 読み込まれたモデルはここに表示されます。
モデルを移動や拡縮することができます。また、背景に色や画像を設定することも可能です。
背景を透過してモデルを表示する「背景透過(β)」の機能もあります。

 

Cubism3 Viewer ( for OW )の起動方法

Cubism3 Viewer(for OW)はCubism3 Editorのインストーラに同封されています。
展開後は、実行ファイルと同じ階層に配置されていますので、下図の赤枠の部分から起動します。

起動後は、読み込み用のダイアログにmoc3 または model3.jsonファイルをドロップすることでViewerが立ち上がります。

 

起動後は 2.1と同様に、単体アプリケーションとして動作します。
※メニューとビューエリアが統合されました。

 

基本的な組込みデータの作成方法

Cubism2.1 Viewer ( for OW )※従来のViewer Cubism3 Viewer ( for OW )
Modelerからmocファイル書き出しを実行

【書き出されるファイル】
・テクスチャファイル(.png)
・mocファイル(.moc)
・モデルファイル(.model.json)

Modelerからmoc3ファイル書き出しを実行

【書き出されるファイル】
・テクスチャファイル(.png)
・moc3ファイル(.moc3)
・モデルファイル(.model3.json)
※物理演算設定(.physics3.json)のリンクを含む

Animatorから「モーションデータを出力」

【書き出されるファイル】
・モーションファイル(.mtn)

Animatorから「モーションファイル書き出し」

【書き出されるファイル】
・モーションファイル(.motion3.json)

Viewerへ以下のファイルを読み込む
・mocファイル(.moc)
・書きだし出したモーション(.mtn)ファイル
Viewerへ以下のファイルを読み込む
・moc3ファイル(.moc3)  ※.model3.jsonでもよい

⇒ファイルが読み込まれViewerが立ち上がる

・書き出したモーション(.motion3.json)ファイル

Viewerで設定を行う
・ポーズ設定(.pose.json)
・物理演算設定(.physics.json)
・表情設定(.exp.json)
Viewerで設定を行う
・ポーズ設定(.pose3.json)
・表情設定(.exp3.json)

【注意点】
⇒Viewer上で設定されたファイルには名前の右上にアスタリスクが付きます。

モデル設定ファイルの書き出し
・モデル設定ファイル (.model.json)
モデル設定ファイルの書き出し
・モデル設定ファイル (.model3.json)

【注意点】
⇒出力時CubismEditorから出力した (.model3.json)に上書きすると、Viewerで作成されたファイル(アスタリスクがついたもの)も一緒に保存されます。

TIPS
Cubism3では、物理演算設定(physics3.json)はCubismEditor側で行うため、Viewer上では名前のみツリーに表示されます。

 

Cubism3 Viewwr (for OW)の新機能

カーブ曲線の画像確認

motion3.jsonを選択し、右クリックから「モーションの変化を画像で確認」をクリックするとカーブ曲線を画像で確認することができます。

 

 

アートメッシュ情報の一覧

アートメッシュの描画順やポリゴン数などの情報を確認することができます。
ツリー上のmoc3ファイルをクリック ⇒ プルダウンメニューから「アートメッシュ」を選択

選択したアートメッシュはビュー上で青く点滅します。

 

 

Cubism2.1 Viewer (for OW)からの変更点について

Cubism2.1と3では以下のように変更になります。

 

 

モーション設定

変更内容 Cubism2.1 Viewer (for OW) Cubism3 Viewer ( for OW ) 
1 モーションファイル名 .mtn .motion3.json
2 ファイル内の記述の変更(全般) キー要素は全て、先頭大文字に変更
'type' -> 'Type'など
3 グループ名  idle

自動で判別され、グループに「idle」と表記される

 Idle

【注意点】
グループ名の右の「Idle」ボタンをクリックし、アイドリング設定にする必要あり。

(グループ名は大文字開始)

4 自動目パチモーション set mult

 

ポーズ設定

変更内容 Cubism2.1 Viewer (for OW) Cubism3 Viewer ( for OW )) 
1 ポーズファイル名 .pose.json .pose3.json
2 ファイル内の記述の変更(全般) キー要素は全て、先頭大文字に変更
'type' -> 'Type'など
3 構造 'parts_visible'

構造の変更例:
'parts_visible' : [ { 'group' : [グループの設定] } ,{ 'group' : [グループの設定] } ]

'Groups'

構造の変更例:
'Groups' : [ [ グループの設定 ], [ グループの設定 ] ]

 

表情設定

変更内容 Cubism2.1 Viewer (for OW) Cubism3 Viewer ( for OW )
1 表情のファイル名 .exp.json .exp3.json
2 ファイル内の記述の変更(全般) キー要素は全て、先頭大文字に変更
'type' -> 'Type'など
3 ファイル内の記述の変更 fade_in /out FadeIn , FadeOut
4 ファイル内の記述の変更 'params' 'Parameters'
5 ファイル内の記述の変更 'calc'
'add'
'mult'
'set'2.1では Addは省略
'Blend'
'Add'
'Multiply'
'Overwrite'3.xでは省略しない
5 ファイル内の記述の変更 'val'

2.1は、表情を表す値を持っていた (目を見開くなら、1.2など)

'Value'

3.xでは、加算・乗算される値を持つ様に変更(目を見開くなら +0.2 )

 

モデルファイル

変更内容 2.1Viewer Viewer ( Original Workflow ) 
1 モデルファイルのファイル名 .model.json .model3.json
2 ファイル内の記述の変更(全般) キー要素は全て、先頭大文字に変更
'type' -> 'Type'など
3 当たり判定 IDの命名規則:
D_REF.
IDの命名規則:
HitAreaHitAreaの項目を追加:
当面はエディタからは書き出さず、ビューアで 'HitArea**'を探して一覧に表示し、名前を設定する方式になります。(Viewerから model3.json を書き出す)

 

まばたきとリップシンクのモーション焼き込み

「まばたき」と「リップシンク」で設定したモーションはモーション書き出し時にLive2Dパラメータに焼き込む(ベイク)ことができます。
motion3.jsonには、「倍率」や「効果」のデータが書き出されない為、この機能を活用することで、Viewer上でAnimatorのモーションを完全に再現することが可能です。

ただ、調整が必要な場合は再度motion3.jsonを書き出す必要がありますので注意が必要です。
※OWViewerを使用の際は、まばたきとリップシンクのモーション焼き込み機能を推奨しております。


モーションデータ設定時、「リップシンクとまばたきをモーションに焼き込む」にチェックを入れます。
モーションの焼き込み方法:

 

この項目を有効にすると、「リップシンク」と「まばたき」が個別にmotion3.jsonに書き出されなくなりますので、項目がグレーアウトします。

 

この状態で、「OK」をクリックすると、まばたき・リップシンク設定でチェックを入れたパラメータ上に
キーフレームとして焼き込まれmotion3.jsonとして出力されます。

「まばたき」や「リップシンク」の適用先のパラメータにキーフレームが設定されている場合は、 そのパラメータに、
上記のエフェクトのカーブが計算(まばたきの場合は乗算、リップシンクの場合は加算)されます。

 

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