シャイ機能
最終更新: 2023年11月21日
SDKでの組み込み用のアニメーションを作成する場合などに、必要のないパラメータを非表示にしておくと効率的に作業することができます。
(自律動作させる呼吸や物理演算で設定する髪揺れなど)
プロパティの非表示
プロパティを非表示にするには、[シャイ]機能を使用します。
まず、各プロパティの左にある小さな[シャイ]ボタンをクリックします。
次にトラックの上にある大きな[シャイ]ボタンをクリックして有効にすると、指定した要素を非表示にします。
再び大きな[シャイ]ボタンをクリックすると元の表示に戻ります。
複数のプロパティを非表示にする場合には小さな[シャイ]ボタンを順に[ドラッグ]することで効率よく非表示にすることができます。
プロパティをフォルダで分けている場合、フォルダごとにシャイを適用することができます。
プロパティ単体を非表示にする場合と同様に、フォルダ名の左にある小さな[シャイ]ボタンをクリックします。
トラックの上にある大きな[シャイ]ボタンをクリックして有効にすると、指定した要素を非表示にします。
再び大きな[シャイ]ボタンをクリックすると元の表示に戻ります。
メニュー
∨ボタンをクリックするとメニューが表示されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
すべてをシャイ | すべてのプロパティをシャイにします。 この操作を行った後に大きな[シャイ]ボタンをクリックすると表示状態が適用されます。 |
選択したプロパティをシャイ | 選択しているプロパティのみをシャイにします。 大きな[シャイ]ボタンも同時に有効になります。 |
選択してないプロパティをシャイ | 選択していないプロパティをすべてシャイにします。 大きな[シャイ]ボタンも同時に有効になります。 |
キーフレームが打たれていないプロパティをシャイ | キーフレームが打たれていないプロパティをすべてシャイにします。 大きな[シャイ]ボタンも同時に有効になります。 |
FAで選択したオブジェクト以外をシャイ | フォームアニメーションで選択しているオブジェクト以外をすべてシャイにします。 大きな[シャイ]ボタンも同時に有効になります。 ※この項目は、フォームアニメーションビューでのみ表示されます。 |
すべてのシャイを解除 | すべてプロパティのシャイを解除します。 大きな[シャイ]ボタンも同時に解除されます。 |
例えば、以下の動画では角度Zのみを表示するため、すべてのプロパティに対して一旦シャイを適用しています。
たくさんのプロパティの中で一部のみを表示したい場合など、様々な場面で活用できます。
Tips
先に体の動きを作りたい時は表情のパラメータを非表示にする、動かす必要のないパーツのパラメータを非表示にするなど、様々な使い方ができます。
シャイで非表示にしたプロパティに対するキーフレームの操作を有効化
パラメータフォルダやキーフレームなどの複数選択や編集を行った際に、
シャイを適用し非表示状態になっているパラメータに編集の影響を与えるかどうかを切り替えることができます。
チェックが入っている状態(デフォルト):
「左目 開閉」にシャイを適用し非表示にしてから、すべてのキーフレームを選択し右に移動させます。
その後シャイを解除して「左目 開閉」のキーフレームを確認すると、一緒に移動している事が確認できます。
チェックが外れている状態:
「左目 開閉」にシャイを適用し非表示にしてから、すべてのキーフレームを選択し右に移動させます。
その後シャイを解除して「左目 開閉」のキーフレームを確認すると、編集の影響を受けず元の場所に留まっていることが確認できます。