ループ編集補助

最終更新: 2024年12月17日

ループ編集補助はシーンの範囲のキーフレームを自動で前後に配置する機能で、アイドリングなどのループモーションを効率的に制作することができます。

ループ編集補助の有効化

ループ編集補助はシーンごとに設定できます。
[インスペクタ]パレット→[ループ編集補助]にチェックを入れると有効になります。

タイムライン上の操作

有効にすると、シーンの0フレーム目からデュレーションの範囲内にあるすべてのキーフレームがシーンの前後に複製されます。

前後に複製されることでカーブの形状が調整されて、リピート再生した時に自然につながるようになります。
ループ編集補助が有効になっている時にキーフレームを編集すると、複製されたキーフレームも連動して更新されます。

タイムライン下部の[0フレームより前を表示]を有効にすると、0フレームより前の部分も確認することができます。
[タイムライン]パレットのパレットメニュー→[シーン範囲外へのインジケーターの移動を有効化]の機能を合わせて使うと、効率よく編集できます。

注意事項

以下のプロパティはループ編集補助の対象外です。
・フォームアニメーション
・タイムリマップ
・リップシンクの[倍率]と[基準値]
・音声トラック

編集を行う際の注意

以下のような操作を行った場合、デュレーションの範囲外にあるキーが削除されてループ編集補助によって複製されたキーによって上書きされます。

  • デュレーションの範囲外にキーフレームがある状態で、ループ編集補助を有効にした場合
  • ループ編集補助を有効にした状態で、デュレーションの長さを縮めた時にキーフレームがデュレーションの範囲から出た場合
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