OpenGLサンプルのビルド

このページでは、Live2D Cubism 3 SDK for Nativeに同梱しているOpenGLのサンプルプロジェクトを、Windwos環境においてVisual Studioでコンパイルするまでの手順を説明します。

ダウンロードするもの

Live2D Cubism 3 SDK for Native

SDK本体です。「公式ダウンロードページ」からダウンロードします。
Cocos2d-x版とOpenGL版が同伴されています。

Visual Studio

今回使用する開発環境です。言語はC++を利用します。

CMake

プロジェクトファイルを生成するために使用します。

GLFW

OpenGLの補助ライブラリで、入力やウインドウ管理の機能があります。
32bitと64bitがあり、コンパイルする環境に合わせてダウンロードしてください。

GLEW

OpenGLの拡張ライブラリで、OpenGLの拡張機能を簡単に呼び出せるようにしています。
Windowsでは'Windows binaries for 32-bit and 64-bit.'からダウンロードします。

CMake、GLFW、GLEWなどのツールやライブラリに関してはサンプルSDKのZip内の
[ルート]SamplesOpenGL」にある'ReadMe_ja.txt'に記載されているバージョンをダウンロードしてください。

インストール作業

Visual Studio

統合開発環境をインストールします。
C++がコンパイルできるように設定してください。
また、Visual Studio 2013以降を利用してください。

 

CMake

CMakeをインストールします。
CMakeの作業ではバッチファイルから使用するのでCMakeのパス設定は使用するユーザが参照できるように設定してください。

 

 

GLFW、GLEWの展開

GLFW、GLEWからダウンロードしてきたZipファイルはそのままでは使用できないので
「」のフォルダの中に展開する必要があります。

展開が終わると以下のようなフォルダ構成になります。

 

 

CMakeの実行

CMakeの利用はCUIからの利用もできますが、今回はサンプルに入っているバッチファイルを利用します。
バッチファイルは3つの設定の組み合わせで8種類の中から選びます。

・NMakeかProjectか

NMakeはコマンドからビルドを行い、実行ファイルを生成するための機能です。
改造などを行う場合はProj_で始まるバッチファイルを使用してください

・Visual Studio 2013かVisual Studio 2015か

導入しているバージョンを選択してください。

・x86かx64か

32bitならばx86を、64bitならばx64を、ビルドしたい適切なターゲットを選択してください。

 

今回の例ではVisual Stadio 2015の32bitプロジェクトを選択するため、「proj_2015_x86.bat」を実行します。

 

 

ビルド

CMakeによる生成が終了したら生成したファイルの中からソリューションファイルを開きます。
今回の例では「[ルート]SamplesOpenGLDemoproj.win32.cmakeproj_2015_x86」にある「Demo.sln」をVisual Studioで開きます。

 

実行

ビルドが無事成功したら、デバッグで実行してみましょう。

大きな画面とターミナルによるログ出力が出てくれば成功です!

 

ウインドウサイズを調整する場合は、「LAppDelegate.cpp」の64行目の値を変更してください。

実行ファイルが出力される先

今回のCMakeから作成したプロジェクトでは通常のプロジェクトと違い、
ファイルの出力先はプロジェクトフォルダと同じ階層に作られた「Release」や「Debug」になります。

具体的にはプロジェクトフォルダが「[ルート]SamplesOpenGLDemoproj.win32.cmakeproj_2015_x86」であるとき、
出力ファイルは「[ルート]SamplesOpenGLDemoproj.win32.cmakeRelease」
[ルート]SamplesOpenGLDemoproj.win32.cmakeDebug」に出力されます。

ビルド時に[ルート]SamplesOpenGLDemoproj.win32.cmakeproj_2015_x86Release」などが生成されますがこちらにはファイルが出力されないのでご注意ください。

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