FAQ(よくある質問)
最終更新: 2020年5月11日
このページではCubism Editorの使い方や仕様の確認などについて、質問と回答を紹介します。
導入を検討されている方は参考にしてください。
カテゴリからの検索など、より使いやすくリニューアルされたLive2D ヘルプも是非ご覧ください。
重要なお知らせ
cmo3ファイルやcan3ファイル、cmp3ファイルは後方互換となります。
古いファイルを新しいバージョンで使用することはできますが、その逆はサポートしておりませんので以下の項目にご注意ください。
新しいバージョンのエディタで作成もしくは保存したモデルファイル・アニメーションファイル・パーツファイルは古いバージョンのエディタで正常に開くことができずファイルが破損する可能性がございます。新しいバージョンのエディタで作成したデータを古いバージョンのエディタで編集する場合は自己責任にてご利用いただきますようお願いいたします。
・macOS版をご利用の際、フリーズする現象が発生する場合には以下の項目をご覧ください。
Q28 macOS版Cubism Editorを操作しようとするとフリーズすることがあるのですが…
・ターゲットバージョンについて詳細を知りたい方は以下の項目をご覧ください。
Q29.モデルを読み込むとターゲットバージョンを聞かれるのですが、どちらを使えばいいのでしょうか?
Q1. 何をするソフトですか?
A1. Live2D Cubismは、完全「2D」のまま一枚絵に立体表現を施すソフトウェアです。
詳しくは製品ページをご確認ください。
Cubism製品ページ
Q2. マニュアルはありますか? / 操作方法がしりたいです
A2. はい。ご用意しております。
製品マニュアルのTopページからご確認ください。
Cubism Editor マニュアル
モデル制作の手順については、動画などで解説を行っているチュートリアルページをご確認ください。
Cubism Editor チュートリアル
Q3. 必要環境と推奨環境を教えてください
A3. はい。準備しております。
以下のページ内のCubism Editor動作環境に記載しておりますので、ご確認頂ければと思います。
Cubism Editor 動作環境
Q4. Mac版はありますか?
A4. はい、ございます。
以下のページに記載しておりますので、ご確認頂ければと思います。
Cubism Editor 動作環境
Q5. 2.1のモデルを読み込めますか?
A5. 読み込むことは可能です。
Cubism3にcmoxを読み込むとパーツパレットの並び順が強制的に逆転します。
また、3.X以降でのスクリプト対応に伴いID などをそのまま使える仕様にしています。
従って、IDは以下の仕様に変更になっています。
[仕様]
・半角英数字と_(アンダーバー)のみ
・63文字以内
・数字からは始められません
2.1のモデル(cmox)を読み込んだ際は、以下のように変換されますので予めご了承いただければと思います。
2.1仕様で取り得るユーザが設定したIDの値 | 種類 | 変換後 |
D_HAIR_FRONT_001.00 | アートメッシュ | D_HAIR_FRONT_001_00 |
B_BODY_001.02 | デフォーマ※1 | B_BODY_001_02 |
_BODY_001.02 | デフォーマ※1 | _B_BODY_001_02 |
10_BODY_001.02 | デフォーマ※1 | _10_B_BODY_001_02 |
PARTS_01_HAIR_FRONT_001 | パーツID | PARTS_01_HAIR_FRONT_001 |
PARAM_EYE_L_OPEN | パラメータID | PARAM_EYE_L_OPEN |
※1 回転・曲面ともに同じ仕様
Q6. 2.1用にデータを書き出せますか?
A6. Cubism3では書き出しが可能です。
Cubism3では基本的に書き出しは可能です。
ただ、制限される部分もございますので、以下のコンバート時の注意事項をご確認ください。
例えば、Cubism3で作成したデータを「Viewer」などで使用する場合は2.1用のIDに変換する必要があります。
[コンバート時の注意事項]
- Cubism2.1 のcmoxファイルのエクスポートを実装しました。
PSDの原画との関連付けは切れますのでご注意ください。
(今後対応する可能性はあります) - ワープデフォーマの変換の分割数が、2.1ではベジェの分割数と同じ値としてセットされます。
3.0では変換用の分割点を直接編集できるため、2.1と表現が変わらないようにするためにはこのような変換が必要となります。
※ただし、動画用など極端に変換の分割数が多い場合、全てのコントロールポイントにハンドルが設定されるため動作が重くなります - 変形パスは2.1用には変換されず削除されます。
その他、3.0の新機能、設定は変換・反映されません。
Q7. Euclidのデータを読み込めますか?
A7. 互換性はございません。
残念ながら双方間でのデータの互換性はございません。ご了承下さい。
Q8. Viewerはありますか?
A8. はい、ございます。
ViewerはCubism3から「物理演算」を含む一部機能をEditorに統合しました。
Q9. グルーとは何ですか?どうやって使いますか?
A9. グルーとはアートメッシュの頂点同士を自動吸着させる機能です。
重み(吸着の割合)も調整可能で、徐々に割合を変化させていくこともできます。
詳細は「グルー」のページをご覧ください。
Q10. Animatorが見当たらないのですが…
A10. Cubism3から統合されました。
以前のCubism2.1のModeler,Animator,Viewer(一部機能)は、Cubism3より統合され1つのEditorで管理できるようになりました。
Q11. 動画の書き出しに対応していますか?
A11. 対応しています。
詳細は画像・動画書き出しのページをご覧ください。
Q12. バグらしき挙動を見付けたのですが…
A12. 大変申し訳ございません…。ぜひコミュニティーまでご連絡くださいませ。
コミュニティはこちらです。
コミュニティ
Q13. 専用のコミュニティはありますか?
A13. はい、ございます。
Live2Dに関するコミュニティを用意しております。ぜひご参加ください。
コミュニティ
Q14. 日本語以外のマニュアルはありますか?
A14. はい、「英語」「中国語」「韓国語」に対応しております。
マニュアルページ上部の言語切替をご利用ください。
Q15. 書籍はありますか?
A15. ございます。
「Live2Dの教科書 静止画イラストからつくる本格アニメーション」
発売日:2019年9月10日
出版社:エムディエヌコーポレーション
Q16. インターフェイスは4ヶ国語に対応していますか?
A16. 「日本語」「英語」「中国語」「韓国語」に対応しております。
ダウンロード時に各言語のインストーラをご利用ください。
Q17. 作ったモデルはAEプラグインで読み込めますか?
A17. Cubism3から対応しております。
詳しくはAEプラグインについてのページをご確認ください。
Q18. VR用のモデルをつくることはできますか?
A18. はい、可能です。
仕様によっても変化しますが、基本的にはモデル構造自体はかわりません。
Q19. アートメッシュが正常に編集できません。
A19. 大変申し訳ございません、3.0.04までのバグの可能性がございます。お手数ですが、以下のリカバリ方法をお試しください。
3.0.04まではメッシュ編集時にアートメッシュの点を2点以下にすることができ、2点以下の状態ではその後の操作が正常にできない状態になっていました。
3.0.05では、2点以下の頂点しか持たない場合は、メッシュ編集を完了できないように変更されております。
3.0.04までに作成した正常に編集できないアートメッシュについては、大変お手数ですが以下のA,Bいずれかで復元よろしくお願いいたします。
【リカバリ方法 A 】
- 不正な状態のアートメッシュをパーツパレットから選択し削除。
- プロジェクトパレット>モデル用画像から、復活させたい画像を選択し右クリックから「アートメッシュを作成」を実行する。
この操作で初期状態のアートメッシュが生成されます。
【リカバリ方法 B 】
- 不正な状態のアートメッシュをパーツパレットから選択。
- 「メッシュの手動編集」ボタンを押して編集を開始する。
- 「モデル用画像表示」に切り替える。(この段階で画像とメッシュが見えるようになる)
- メッシュを編集し、3点以上の適切な形状にする。(今後は2点以下ではメッシュ編集を完了できない)
- メッシュの編集を完了する。
- テクスチャが適切に表示されない場合は、T を二回押すことで原画が表示される状態になります。
(もしくは、「モデリング」メニュー>「テクスチャ」>「原画とテクスチャアトラスを切り替え」を2回実行する)
Q20.cmoxを読み込んだのですが、モデルの色味が若干変わってしまいます。
A20. Cubism3.0からはテクスチャの表示方法を若干変更しております。色味の変化を感じた場合は以下のリカバリ方法をお試しください。
【リカバリ方法 】
- ツールバーにある「テクスチャアトラス編集」をクリック。
- そのまま「OK」をクリック。
- テクスチャのアトラスが更新され色味が復元。
Q21.音声ファイルが読み込めません。
A21. BGMや音声のファイルはwav形式のみ使用することができます。mp3などの形式には現行まだ未対応となっております。
BGMや音声のファイルはwav形式のみ使用することができます。同じ[wav形式]であっても一部サポートされていない形式のものがあり、警告が表示されて読み込むことができない場合があります。
その場合には対応する[wav形式(16bit、44100Hz)]にエンコードを行うことで読み込める可能性があります。
Q22.ビュー上にモデルが表示されません。
A22. 「原画」の一部レイヤーがリンク切れを起こしている可能性がございます。
パーツやデフォーマパレットにモデル情報が表示されている場合は、リカバリができる場合がございます。
リカバリ方法については、「原画とモデル用画像のリンクについて」の頁をご確認ください。
Q23. FREE版はありますか?またPRO版との違いはなんですか?
A23. はい、ございます。
ダウンロードはこちらから。PRO版との違いは、機能比較一覧をご覧ください。PRO版が試せるTrialも期間もあります!
Q24. ViewerやFaceRigでモデルが動きません。
A24. パラメータのIDを2.1用に変更する必要がございます。
Cubism3で作成したモデルを2.1用にコンバートした場合は、IDの変換が必要になります。
ViewerやFaceRigで使用しているIDはCubism2.1の仕様になっているため、Cubism3のIDのままではモデルは動作しません。
IDの変換方法は「IDの変換」の頁をご確認ください。
Q25. Editorの動作が不安定なのですが…
A25. メモリの使用量を増やす方法がございます。
※3.1の「エディタのJavaメモリ確保量の最適化」の新機能により、以下の設定は必要なくなります。
ただ、メモリの使用量を自身でコントロールしたい方は、以下の設定を行ってください。
(更新:2017/11/29)
Cubism Editorでは、初期状態では 4GB を利用できる最大のメモリサイズとして指定しておりますが、
大きなサイズのテクスチャが読み込めない、アニメーションの再生が遅いなどの問題が発生する場合、メモリの最大使用量を増やすことで解決できる可能性があります。
メモリの使用量の変更方法については「メモリの使用量について」の頁をご確認ください。
Q26. Editorが起動しません。
A26. グラフィックスドライバの更新で解決するケースがあるようです。
「CUB3-1293=OpenGLの初期化に失敗しました。お使いのパソコンが動作環境を満たしているかご確認下さい。」
というメッセージが現れ、起動が失敗する場合があります。
これは、OpenGL 3 を利用できない環境にある場合にでる警告なのですが、グラフィックスドライバの更新で
解決するケースがあるようです。最新のグラフィックドライバがインストールされているかご確認下さい。
詳しくは「Editorが正常に起動しない場合の確認事項」の頁をご確認ください。
Q27. 数字を使用したショートカットキーが動作しないのですが…
A27. 上部に並んでいる数字キーとテンキーに並んでいる数字キーを、それぞれ別のキーとして扱っています。
Cubism Editorのショートカットキーは、キーボード上部に並んでいる数字キーとテンキーに並んでいる数字キーを、それぞれ別のキーとして扱っています。
詳しくは「ショートカットキー一覧」のページをご参照ください。
Q28. macOS版Cubism Editorを操作しようとするとフリーズすることがあるのですが…
A28. マウス操作などに影響を与える常駐アプリケーションをオフにすると解決する場合がございます。
マウス操作などに影響を与える常駐アプリケーションをご利用の場合にCubism Editorがフリーズする現象が発生いたします。
この問題が発生する場合、常駐アプリケーションをオフにした状態でCubism Editorをご利用くださいますようお願い申し上げます。
現在問題の発生が確認されているアプリケーションは以下の通りです。
- PopClip
- BetterTouchTool
- BetterSnapTool
- Magnet
- Rectangle
- Logitech Options
Q29.Cubism Editor 3でモデルを読み込むとターゲットバージョンを聞かれるのですが、どちらを使えばいいのでしょうか?
A29.プロジェクトで、3.0のSDKを使用する場合は「Cubism3.0(3.2)」を選択してください。
【モデルのターゲットバージョン設定について】
・Cubism3.0(3.2) :
旧バージョンと同じ表現にしたい場合に設定します。
3.3以前の SDKを使用する場合はこちらをご利用下さい。
・Cubism3.3 :
3.3で導入された機能を使いたい場合に設定します。
3.3 SDKを使用する場合はこちらをご利用ご利用下さい。
なお、3.3の新機能でSDKに影響のある機能は[ワープデフォーマの変換]のみです。
3.2までのバージョンで作成されたモデルを [Cubism3.3] のターゲットバージョンで制作しても問題ないですが
3.3以前のSDKを引き続き利用する場合は、moc3書き出し設定で、書き出しバージョンを「SDK 3.0 / Cubism3.0(3.2) 対応」に指定してください。
なお、ワープデフォーマの変換の部分で若干注意点がありますので「ワープデフォーマの変換」をご参照ください。
カテゴリから検索したい方は、Live2D ヘルプも是非ご覧ください。