デフォーマについて
最終更新: 2023年2月2日
Cubismではメッシュの頂点一つ一つを動かすことでオブジェクトを変形させ、キャラクターの顔向きを変えたり、腕の動きを付けることができます。
ただ、手作業で頂点を一つ一つ動かして形を作るのは非常に手間です。
デフォーマを利用することで頂点をまとめて編集し、手間を減らしながら形を作っていきましょう。
デフォーマのタイプ
ワープデフォーマ
メッシュをワープデフォーマに入れた状態でデフォーマを変形させると、中のメッシュも変形します。
また、大きさや不透明度も調整できます。
詳しくは「ワープデフォーマ」の頁をご参照ください。
回転デフォーマ
メッシュを回転デフォーマに入れることで、角度を指定して回転させることが出来ます。
また、大きさや不透明度も調整できます。
詳しくは「回転デフォーマ」の頁をご参照ください。
位置調整用デフォーマ
位置調整用デフォーマは、オブジェクトのコピー&ペーストやパーツのインポート・エクスポート時に、
必要に応じて自動で挿入されます。
パラメータを割り当てられたオブジェクトをまとめて簡単に移動・拡大縮小・回転できるようになり、
コピー&ペースト後の作業に関して利便性が向上します。
ただ、位置調整用デフォーマはあくまで一時的に作成されるものですので、位置が確定したら削除します。
詳しくは「オブジェクトのコピー&ペースト」の頁をご参照ください。
線形補間について
線形補間とは簡単に説明すると座標の違う2点を直線でつないで補間することを言います。
線形補間で縮小するメカニズム
アートメッシュまたはワープデフォーマを大きく回転させようとすると、上記画像のように補間の形状が縮んだ形状になります。
このような状態になるのは、それぞれの頂点が、直線で結んだ最短ルートで移動するために一度縮んだ形を経由するためです。
オブジェクト形状を変えずに回転させたい場合は、回転デフォーマを使用するようにしてください。