乗算色・スクリーン色

最終更新: 2023年4月14日

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オブジェクトに指定した色を乗算とスクリーンで合成できる便利な機能です。
指定した色はキーフォームとして補間できるため、不透明度のように色の変化を動きに組み込むことが可能です。
描画オブジェクトとデフォーマがこの機能に対応しています。

乗算色とスクリーン色は同時に使用できます。
明るくする、暗くするなどの単純な色変化から、塗りつぶしや簡単な色の調整も行うことができます。

乗算色・スクリーン色を設定する

オブジェクトを選択した状態で、インスペクタパレットから設定することができます。
詳細は『インスペクタパレット』をご参照ください。

乗算色

色を乗算合成することで、 対象のオブジェクトを暗くします。

デフォルト色


乗算色は、白色(#FFFFFF)がデフォルトです。
白色は、オブジェクトの色をそのまま出力します。

右側のリセットボタンで、デフォルト色に戻すことができます。

スクリーン色

色をスクリーン合成することで、 対象のオブジェクトを明るくします。

デフォルト色


スクリーン色は、黒色(#000000)がデフォルトです。
黒色は、オブジェクトの色をそのまま出力します。

右側のリセットボタンで、デフォルト色に戻すことができます。

色の伝搬

親のデフォーマに色を設定すると子のオブジェクトにも反映されます。
オブジェクト全体の色を変えたい場合は、親のデフォーマの色を変更しましょう。

使用例

明るさの調整

乗算色とスクリーン色で簡単な明るさの調整ができます。

指定色で塗りつぶす

[乗算色] を黒色(#000000)にすることで、 [スクリーン色] で塗りつぶすことができます。


中央の図のように [乗算色] の合成だけでは暗くなってしまうため色がくすみがちですが、右の図のように [乗算色] を黒色で塗りつぶし [スクリーン色] で色を合成することで光彩を綺麗に表現することができます。

色の調整

モデル全体の色を変え、夕焼けや夜などの環境光も簡単に表現できます。

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