新機能紹介 3.1

最終更新: 2017年11月30日

このページはCubism 4.2以前の古いバージョン向けです。 最新のページはこちら

Cubism3.1のアップデート内容です。
詳しい機能内容については、各項目の詳細ページをご覧ください。

物理演算のアニメーションベイク

物理演算で設定した「髪揺れ」や「服揺れ」などの動きは、Animatorのタイムライン上にキーフレームとしてベイク(焼き付け)することができます。
これにより、物理演算の計算結果をキーフレームに変換しタイムライン上に即反映することができるようになりました。
ベイク時も計算した結果を出力するため再生させる必要がなくなります。

詳しくは『物理演算のアニメーションベイク』のページをご覧ください。

物理演算の計算結果をEditor内で即反映

EditorへViewer機能を統合

物理演算設定エディタにシーンブレンド機能が追加され、「Viewer」として一つにまとまりました。

新しく実装されたシーンブレンドでは、複数のシーンをブレンドして再生することができます。
例えば、数パターンの「表情」や「上半身の動き」「下半身の動き」などを別のシーンに分け、組み合わせて再生することが可能です。
プレイリスト機能も実装され、組み合わせを変えたシーンの連続再生もできるようになりました。

詳しくは『物理演算・シーンブレンド設定』のページをご覧ください。

シーンブレンド

動きや表情を上書きや加算でブレンド:

「体の動き」と「表情」のシーンを分けてあるモデルで説明します。

  1. シーンブレンドエディタを選択
  2. シーングループを新規作成
  3. シーン一覧から「体の動き」と「表情」を選択して追加
  4. シーングループに追加されたシーン同士をブレンドさせる
  5. シーン一覧に「青字」でブレンドされたシーンが追加
Point

シーンをブレンドさせる場合、上から順に適用されていきます。

詳しくは『シーンブレンド』のページをご覧ください。

再生したい順番にプレイリストを作成:

シーン一覧からシーンを選択し、プレイリストを作成すると、再生バーのプルダウンメニューに追加されます。

カーソル追従機能

ビュー上のモデルをドラッグするとカーソルを追従します。
カーソル追従の設定で追従させる方向やパラメータも設定することができるようになりました。

マルチキー編集機能

モデルの調整や仕様の変更によっては、パラメータに紐づいた描画順や不透明度を大量に変更したい場合があります。
そういった操作は、何通りものキーフォームを一つ一つ調整する必要があり相当な手間がかかります。

本機能を使用することで、複数のキーフォームをまとめて編集できるようになりました。

詳しくは『マルチキー編集機能』のページをご覧ください。

キーフォームを選択して特定の描画順だけをまとめて変更

ユーザデータ機能

ユーザデータを使用することでアプリやアニメーションの中で、あるフレームに
到達したことに合わせたイベント処理などを行うことができるようになります。

詳しくは『ユーザデータとイベント 』のページをご覧ください。

タイムライン上に右クリックから設定(赤枠部分)

漫符などの表示炎などのエフェクト発動

ポータブルビューアの機能改善

Portable Viewerは、Cubism3で作成したデータの検証のみを目的としたビューアとなっています。
モデルの表示の他、物理演算や視線追従、複数のモーションの再生等を確認することが出来ます。

詳しくは『Cubism Viewer for Unity (旧Portable Viewer)』のページをご覧ください。

アニメータのパラメータフォルダの対応

Modeler上でパラメータに設定したフォルダおよびフォルダの開閉状態はAnimatorのパラメータに
反映されるようになりました。

フォルダを閉じた状態でもキーフレームの追加、移動、削除などの編集を行うことができます。

詳しくは『タイムラインパレットの表示と操作』のページをご覧ください。

タイムライン上の大量のパラメータをフォルダで管理

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