Cubism Componentsの更新
最終更新: 2021年11月25日
ここでは、[SDKのインポート~モデルを配置]を行ったUnityプロジェクトを最新パッケージに差し替える方法を説明します。
概要
Cubism SDKの取得は、パッケージとGitHubからの二種類あります。
パッケージには、そのパッケージ公開時の最新のCoreライブラリとCubismComponents、およびそれらを利用したサンプルが含まれています。
Cubism SDKの更新をGitHubからUnityプロジェクトへ更新を適用するには以下で説明している手順を行います。
まだUnityに慣れていない場合は、更新の前に予めプロジェクトのバックアップを取っておいてください。
Tips
SDKの更新は最新の.unitypackageを上書きインポートすることもできます。
このとき、ライブラリが更新できず上書きインポートに失敗することがあります。
そちらの対応については Cubism SDK Manualの「よくある質問」をご覧ください。
最新パッケージを取得
Cubism SDKのダウンロードページから、最新のパッケージを取得します。
Unityプロジェクトに最新パッケージを適用
既存のUnityプロジェクトに上書きする際、Unity側でCubism Coreを利用し続け更新ができない場合があります。
その場合、以下の手順で更新を行います。
- 現在使用しているシーンをすべて保存します。
- 保存が完了したら、「Ctrl+N」などで新規シーンを作成します。
- 新規シーンが作成された状態で、Unityを再起動します。
- Unityが起動したら、最新のパッケージを上書きします。
上書き後、コンパイルエラーが発生していなければUnityプロジェクトのCubism SDK更新は完了です。
この時点でコンパイルエラーが発生していた場合、以下の原因が考えられます。
- パッケージに含まれるクラス自体をカスタマイズしている
- パッケージに追加されたクラスと同名のクラスが既にプロジェクトに存在している
Tips
Cubism 4 SDK for Unity beta13より、Cubism SDKはCubism 4.0に対応しました。
Cubism 4のエディタから書き出される組み込み用データの形式は従来と同様に.moc3ですが、
マスクの反転などの追加された機能に下位互換性がないため、Cubism 4方式の.moc3はCubism 3 SDKで読み込めません。
一方、Cubism 4 SDKではCubism 3形式の.moc3を読み込めます。
これからプロジェクトを作成する場合は、Cubism 4 SDKを使用することを推奨します。
Cubism SDK ver | |||
Cubism 3 | Cubism 4 | ||
.moc3 ver |
Cubism 3 | ◯ | ◯ |
Cubism 4 | × | ◯ |