Cubism 4 新機能のSDK対応について
最終更新: 2019年10月3日
Cubism 4は「マスクの反転」「コマ打ち」「拡張補間」「アートパス」「フォームアニメーション」「連番画像トラック」「オニオンスキン」の機能が新規で実装されました。
Cubism SDKにおけるこれら各機能の対応状態は以下の表のようになっております。
Cubism 3.0 / Cubism 3.3 | Cubism 4.0 | |
マスクの反転 | ✕ | ○ |
コマ打ち | ○ | ○ |
拡張補間 | ○ | ○ |
アートパス | ✕ | ✕ |
フォームアニメーション | ✕ | ✕ |
連番画像トラック | ✕ | ✕ |
オニオンスキン | ✕ | ✕ |
マスクの反転
マスクで非表示にする領域を反転する機能です。
マスクの反転の詳細については こちら をご覧ください。
すべてのプラットフォームのCubism 4 SDKに対応しております。
注意点:
フレームワーク全体にわたって修正が入っているため、Cubism 3 SDKを用いて作られたプロジェクトをCubism 4に更新する場合、Coreやシェーダだけではなく、SDK全体を更新する必要があります。
コマ打ち
キーとキーの間を補間させずに次のキーまで現在のキーと同じ値を続けさせることで、リミテッド・アニメーション風の表現ができる機能です。
コマ打ちの詳細については こちら をご覧ください。
注意点:
エディタからmotion3.jsonに書き出した場合、コマ打ちが設定されたパラメータのCurveタイプは Stepped として書き出されます。
そのため、書き出されたmotion3.jsonはCubism 3 SDKでも動作させることができます。
拡張補間
アートメッシュやデフォーマの変形を直線的ではなく曲線的に補間する機能です。
拡張補間の詳細については こちら をご覧ください。
注意点:
拡張補間はパラメータのキーフォーム間を曲線状に補間しているように見えるように複数のリニア補間へ分割します。
そのため、moc3をCubism3形式で書き出すことでどのバージョンのCubism 3 SDKでも動作させることができます。
また、拡張補間を多用した場合にはmoc3ファイルのサイズが使わない場合と比べて大きくなります。
アートパス
手書きの線をCubism上で「動的なメッシュ」として再現し、新たなオブジェクト「アートパス」として取り扱う機能です。
アートパスの詳細については こちら をご覧ください。
注意点:
アートパスはCubism 4 SDKには非対応となっております。
また、いずれの組込み用データにも本機能の情報は書き出されません。
フォームアニメーション
パラメータを介さず、Animatorのタイムライン上で直接モデルのアートメッシュやデフォーマを編集できる機能です。
フォームアニメーションの詳細については こちら をご覧ください。
注意点:
フォームアニメーションはCubism 4 SDKには非対応となっております。
また、いずれの組込み用データにも本機能の情報は書き出されません。
連番画像トラック
連番で書き出した画像を、専用のトラックに一括配置する機能です。
連番画像トラックの詳細については こちら をご覧ください。
注意点:
連番画像トラックはCubism 4 SDKには非対応となっております。
また、いずれの組込み用データにも本機能の情報は書き出されません。
オニオンスキン
メッシュやデフォーマの補間結果を表示する編集補助機能です。
オニオンスキンの詳細については こちら をご覧ください。
注意点:
オニオンスキンはCubism 4 SDKには非対応となっております。
また、いずれの組込み用データにも本機能の情報は書き出されません。