エクスポート(書き出し)方法

最終更新: 2025年7月23日

プロジェクト内で作成した動画や静止画を出力する際の各フォーマットの説明をしています。

エクスポート設定

画面右上にある「エクスポート」から書き出しができます。

以下の手順で操作を行ってください。

  1. 画面右上の「エクスポート」ボタンをクリックします。
  2. 出力形式やエクスポート範囲、動画のシーク方式などを必要に応じて設定します。
  3. 「エクスポート」をクリックすると、書き出しが始まります。

動画形式

MP4MP4 形式で動画を出力します。
WebMWebM 形式で動画を出力します。
※ 現在、透過の WebM 出力には対応していません。
WebPアニメーション WebP 形式で動画を出力します。
幅・高さ、尺などが大きすぎる場合に正常に書き出せない場合があります。
※ 現在、透過の WebP 出力には対応していません。
GIFGIF 形式で動画を出力します。
PNG(連番)動画の各フレームを PNG 形式の画像ファイルとして連続的に出力します。
PNG(現在のフレーム)編集画面に表示されている現在のシーンを PNG 形式の画像ファイルとして出力します。

エクスポート範囲について

エクスポート時に、プロジェクト全体を出力するか、一部だけを出力するかを選べます。

ワークエリアのみタイムライン上で指定したワークエリアの範囲のみを出力します。
シーン全体シーン全体のタイムライン尺を出力します。ワークエリアに関係なく、全体の書き出しが必要な場合に使用します。

動画のシーク方式

プロジェクトに配置されている動画レイヤーの映像を、どのように読み込むか指定する設定となります。

自動(高品質)品質優先で処理したときに、速度が遅い場合に速度優先(品質重視)に切り替えます。
自動(通常品質)品質優先で処理したときに、速度が遅い場合に速度優先(速度重視)に切り替えます。
自動(プレビュー品質品質優先で処理したときに、速度が遅い場合に速度優先(プレビュー品質)に切り替えます。
品質優先フレーム飛び・重複が発生しませんが、動画の圧縮方式によっては速度が遅い場合があります。
速度優先(通常品質1倍速で処理します。フレーム飛び・重複が発生する場合があります。
速度優先(プレビュー品質)2倍速で処理します。フレーム飛び・重複が発生する場合があります。

エクスポート時の注意点

動画(MP4、WebM)のエクスポートには、使用環境や出力設定によって制限があります。
正常に書き出せない場合は、以下の点をご確認ください。

  • 出力サイズは偶数に設定してください。
    奇数の幅・高さでは動画(MP4、WebM)を書き出せません。
  • 推奨ブラウザは Chrome または Edge となります。
    Chromium 系ブラウザ(Brave、Vivaldiなど)は書き出し可能ですが、サポート対象外となります。
    Firefox では MP4 は書き出せません。WebMは書き出し可能です。
    Safari では動画(MP4、WebM)の書き出しはできません。
  • Chrome の「設定」 >「 システム」 >「グラフィック アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」を有効にしておくと、より安定してエクスポートが行えます。
    ※無効でも通常は書き出し可能ですが、環境によっては不具合が生じることがあります。
  • 出力サイズが大きすぎると書き出しに失敗する可能性があります。
    特に 1920×1080 を大きく超えるサイズでは、書き出しできないことがあります。
    書き出し可能なサイズはお使いの環境(ブラウザやPCスペック)に依存します。
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