キャンバス

最終更新: 2025年8月5日

キャンバスは、レイヤーやオブジェクトを配置・編集する作業エリアです。
選択や移動、拡大縮小などの操作を行いながら、アニメーションやデザインを自由に調整できます。

キャンバス上の操作

キャンバスでは、マウスやキーボードを使って表示の拡大縮小や移動を行うことができます。

操作詳細
マウスホイールキャンバスを拡大・縮小します。
・Space+ドラッグ
・マウス中ボタンドラッグ
キャンバス内を移動します。
CtrlAltマウスホイールカーソル位置を中心に、選択レイヤーを拡大・縮小します。

オプションバー 

オプションバーには、選択中のオブジェクトの整列や重ね順の変更、キャンバスの表示に関する便利な操作ボタンがまとめられています。

整列キャンバス上に配置したオブジェクトを整列します。
重ね順キャンバス上に配置したオブジェクトの重ね順を変えます。
1 : 1キャンバスを原寸サイズで表示します。
全体表示キャンバスの全体を表示します。
キャンバスのズームキャンバスを縮小/拡大します。

選択レイヤーの操作

キャンバス上でレイヤーの不透明部分をクリックすることでレイヤーを選択できます。
選択されたレイヤーの周囲にはバウンディングボックス(緑の枠)が表示され、ドラッグやショートカット操作で移動・変形・回転などを行えます。

レイヤーの選択方法

操作詳細
クリックレイヤーを選択します。
キャンバス外のレイヤーは、レイヤーの囲み矩形の範囲内をクリックすることで選択できます。
Shift+クリック複数のレイヤーを追加選択できます。
ドラッグ範囲を囲んで、複数レイヤーを一括選択できます。

レイヤーの移動

操作詳細
・レイヤーの不透明部分をドラッグ
・中央の白丸をドラッグ
選択レイヤーを移動します。
※レイヤーが重なっていて目的のレイヤーを直接クリックできない場合は、先にタイムライン上でレイヤーを選択し、キャンバス上の中央の白丸をドラッグすると確実に操作できます。
Shift+ドラッグ水平方向または垂直方向に平行移動します。
Alt+ドラッグレイヤーを複製しながら移動します。

拡大・縮小

バウンディングボックスの四隅の白丸をドラッグすることで、拡大縮小できます。

拡大縮小可能な位置ではカーソルが に変わります。

操作詳細
ドラッグ縦横比を維持して拡大縮小します。
Shift+ドラッグ縦横比を保たずに自由に拡大縮小します。
Alt+ドラッグ中心を固定して拡大縮小します。
Alt+Shift+ドラッグ中心を固定しつつ、縦横比を保たずに拡大縮小します。

回転

バウンディングボックスの四隅の外側をドラッグすることで、回転できます。

回転可能な位置ではカーソルが に変わります。

操作詳細
ドラッグレイヤーを回転します。
Shift+ドラッグ45度ごとにスナップして回転できます。

アンカーポイントについて

選択時に表示される緑色の小さな点は、アンカーポイント(回転・拡大縮小の中心)です。
※デフォルトではバウンディングボックスの中心(白丸)に隠れています。

アンカーポイントの位置はプロパティパネルから数値で調整できます。
拡大縮小や回転のアニメーションをつける際に、動きの中心点を指定したい場合に便利です。

切り取り範囲の調整(画像・動画・Live2D・パノラマレイヤー)

対象レイヤーを単独で選択すると、四辺の中央に細長い白い角丸ハンドルが表示されます。
このハンドルをドラッグすると、レイヤーの表示範囲をトリミング(切り取り)できます。

TIPS

Live2Dモデルでは初期状態で「ドキュメントサイズ」に合わせた切り取り範囲が設定されています。

もしモデルが途中で切れてしまう場合は、表示範囲を広げて調整できます。 また、上半身だけを表示したい場合は切り取り範囲を狭めることで、バウンディングボックスが小さくなり、回転・拡大操作がしやすくなります。

この記事はお役に立ちましたか?
はいいいえ
このページの記述に関する改善要望、お気づきの点などがあればお聞かせください。