テクスチャ用PSDをリサイズする

Euclid Editor にインポート済みのテクスチャ用PSDのキャンバスサイズを、後の工程になって変更したいケースがあります。
このページでは、PSDのキャンバスサイズを変更するときの手順と注意点について説明します。

ここでいうキャンバスサイズの変更は、画像解像度をそのままでキャンバスの幅と高さを変更する処理のことです。
画像解像度の変更にともなってキャンバスサイズが変化したPSDの再インポートはサポートしておりません。

説明にはサンプルモデル「ゆうちゃん」を使います。

1. PhotoshopでPSDのキャンバスサイズを変更

1. PSDをエクスポート

まずは、Euclid Editorでサンプルモデル「CH_yu-chan.euc」を開きます。
続いて、リソースパレットでPSDファイルを選択して、右クリック>[エクスポート]をクリックします。
任意の名前を付けてPSDをエクスポートします。

2. キャンバスサイズの変更

エクスポートしたPSDをPhotoshopで開きます。
ツインテールが画面に収まっていないことが確認できます。

Photoshopでキャンバスサイズを変更するには、[イメージ]メニュー>[カンバスサイズ]をクリックします。
表示されるダイアログで「幅」「高さ」「基準位置」を指定して[OK]ボタンをクリックします。

変更前:1000 x 1000 中心を基準にしてリサイズ 変更後:1500 x 1500

まだツインテールが見切れているのでキャンバスを下に広げます。

変更前:1500 x 1500 上を基準にしてリサイズ 変更後:1500 x 2000

後に同じ手順のサイズ変更をEuclidのキャンバスでも行うので、変更した手順を覚えておいて下さい。

まとめると、『中心基準で1500 x 1500にリサイズ』したあと『上基準で1500 x 2000にリサイズ』となります。

3. PSDを保存

キャンバスサイズを変更したPSDを保存します。

2. Euclid EditorでEUCのキャンバスサイズを変更

1. キャンバスサイズを変更

PSDを再インポートする前に、Photoshopで行った手順と同じ手順でキャンバスサイズを大きくします。

[ファイル]メニュー>[キャンバスサイズを変更]をクリックします。
表示されるダイアログに[幅][高さ][基準位置]を指定します。
キャンバス中心の[X]と[Y]は、変更前の中心を維持するように自動で値が更新されます。
特に必要がない場合は変更しなくて大丈夫です。

まずは、『中心基準で1500 x 1500にリサイズ』します。

変更前:1000 x 1000 中心を基準にしてリサイズ 変更後:1500 x 1500

体に対して頭が小さくなってしまいましたが、このまま続けてリサイズします。
次は、『上基準で1500 x 2000にリサイズ』します。

変更前:1500 x 1500 中心を基準にしてリサイズ 変更後:1500 x 2000

これでPSDとキャンバスサイズが同じになりました。

 

2. スケールを調整する

キャンバスパレットの設定項目[スケール]を調整して頭の大きさをもとに戻します。

キャンバスサイズを大きくしたことで体に対して頭が小さくなったのは、Euclidの仕様によるものです。
キャンバスサイズの幅と高さの小さい方が実寸で1mになり、それにスケールの値を乗算した結果が3D空間での大きさになります。
キャンバスサイズをいくら大きくても、短い方の実寸の大きさは変化しません。
3D空間での大きさを調整するにはスケールの値を調整します。

この例の場合、1000 x 1000 が 1500 x 2000 になったので、小さい方の値を見ると、1.5倍になっているので、スケールを1.5倍にします。
つまり、[スケール]の値を「0.5」を「0.75」に変更します。

スケール:0.5 スケール:0.75

これでリサイズ済みのPSDを再インポートする準備が整いました。

3. PSDを再インポート

1. PSDを再インポート

まずは、リサイズ済みのPSDをEuclid Editorへドラッグ&ドロップします。
[画像ファイルの選択]ダイアログで、元のPSDを選択して、[OK]ボタンをクリックします。

2. オフセット差分を適用する

EUCの中に保存されているPSDの情報はリサイズ前のものです。
リサイズ前のPSDとリサイズ後のPSDでは、キャンバスに対するテクスチャの位置がリサイズ分だけズレてしまっています。
このズレを正すために[オフセット差分]の[X]、[Y]を設定します。

一番簡単な設定方法は、再インポートで全く変更がないテクスチャ(PSDレイヤー)を一覧から選択して、[オフセット差分を適用]ボタンをクリックします。

すると、自動的にオフセット差分のX,Yの値が自動で更新されます。

最後に[OK]ボタンをクリックすれば完了です。

成功した場合、アートメッシュの見た目が変わず元の表示のままになります。
失敗した場合、アートメッシュの表示がおかしくなります。
失敗の原因はオフセット差分の値が誤っていることなので、見直すようにして下さい。

成功した例 失敗した例

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