物理演算設定エディタについて

Cubism3では、顔の振り向きにあわせてリアルタイムで髪揺れの動きがつくような、物理演算を設定して書き出すことができます。
物理演算の設定内容はモデルファイルに保存されますので、「モデルファイルを保存」することで内容が保存されます。
ただ、物理演算設定エディタをそのまま閉じても、設定内容は保持されています。

 

物理演算設定画面について

物理演算の設定画面は以下のようになっております。

番号 項目 詳細
グループ設定 モデルに追加する物理演算の設定はグループという単位で扱われ「前髪揺れ」や「スカート揺れ」のように揺らしたい各部位毎に複数のグループを設定することができます。
入力設定 [入力設定]は、物理演算の入力として扱うパラメータの設定を行います。
振り子でいえば、糸を吊っている部分に当たります。
ここで指定したパラメータの影響度が変動することで、後述する[出力設定]の値に影響します。
同じ種別の場合は影響度が合計で100%を超えないようにします。
出力設定 計算した揺れを出力するための設定を行う項目です。
[タブ] で入力設定との切り替えができます。
物理モデル設定 [物理モデル設定]は、実際に動かしたときの揺れ方を設定するための項目です。
振り子でいえば、糸で吊られている”おもり”にあたります。
[入力設定]で設定されたパラメータの値の変化をもとに計算するための設定項目になります。
振り子プレビュー [入力設定]と[物理モデル設定]で計算された結果を振り子の動きとしてプレビューします。
ビューエリア 物理演算結果が反映されたモデルをアニメーションさせます。
メニュー
物理演算のON/OFF
エディタのメニュー項目になります。
物理演算のON/OFF切り替えを行います。

 

グループ設定

項目 詳細
グループ名 グループ名を選択します。
追加 新しいグループを作成し、追加します。
複製 現在のグループ設定を複製します。
名前変更 選択したグループの名前を変更します。
削除 選択したグループを削除します。

 

入力設定

入力プリセット

あらかじめ設定されている [ 入力 ] プリセットの設定を読み込み、瞬時に入力設定を行うことができます。
気に入った設定はプリセットとして保存し、使いまわすことも可能です。

項目 詳細
プリセット名 プリセットを選択します。
読み込み 選択したプリセットを読み込みます。
追加 現在の設定をプリセットとして新規に追加します。
上書き保存 選択したプリセットに現在の設定を上書き保存します。
名前変更 選択したプリセットの名前を変更します。
削除 選択したプリセットを削除します。

 

入力設定項目

選択された入力プリセットの設定値が、ここに表示されます。
入力の設定値は編集が可能です。

項目 詳細
入力 入力として扱うパラメータです。
このパラメータの値を変化させると揺れが発生します。
種別 設定したパラメータの値の変化を、どういう動きとして扱うかを設定します。

X:横方向の移動として扱う
Angle:Z軸方向の傾きとして扱う

同じ種別も複数選択できますが、同じ種別の場合は割合を調整する必要があります。
(次の項目の影響度をご確認ください)

影響度(%) Cubism 3の物理演算では、複数のパラメータを入力することが可能です。
複数のパラメータから入力する場合、どの入力が何対何の比で影響するかを、この項目で設定します。同じ種別が復数ある場合は影響度の値に注意して下さい。
同じ種別が2つある場合はどちらの入力がより大きく影響するかで割合を決めます。
(この場合、影響度は合わせて100%を超えないようにしてください)違う種別の場合は、それぞれ最大で100%に設定することができます。
反転 チェックを入れると入力パラメータの + と – を反転します。
入力を反転させたい場合に使用します。
追加 新しい入力パラメータを追加します。
削除 入力パラメータを削除します。
選択した入力パラメータの位置を上に一つ移動します。
選択した入力パラメータの位置を下に一つ移動します。

 

入力の正規化

モデルに設定した「頭」や「体」の傾きは、それぞれのモデルで角度が違うため
角度の入力を正規化する必要があります。
要は、頭などの傾きに応じて、髪が重力に向かって真下に垂れて静止するようにするための調整です。
(位置に関しては、特殊なモデルの場合に使用しますので、デフォルト値でも大丈夫です)

 

角度の入力はデフォルトで最小(-10)、中心(0)、最大(10)が設定されています。
一般的なモデルは、デフォルトのままでもおおよその正規化は行えているのですが、
クオリティを上げたい場合は正規化の調を行ってみましょう。

 

 

物理モデル設定

物理モデルプリセット

あらかじめ設定されている [ 物理モデル ] プリセットの設定を読み込み、瞬時に物理モデル設定を行うことができます。
自分で作成した設定はプリセットとして保存し、使いまわすことも可能です。

項目 詳細
プリセット名 プリセットを選択します。
読み込み 選択したプリセットを読み込みます。
追加 現在の設定をプリセットとして新規に追加します。
上書き保存 選択したプリセットに現在の設定を上書き保存します。
名前変更 選択したプリセットの名前を変更します。
削除 選択したプリセットを削除します。

 

物理モデル設定項目

選択された物理モデルの設定値が、ここに表示されます。
入力の設定値は編集が可能です。

項目 詳細
No 後述する[出力]で、どの設定かを指定するためのナンバリングです。
振り子を多段設定にする場合、追加された順番に番号が割り振られます。
長さ 「振り子の長さ」になります。
この値が大きくなるほど、振り幅が大きくなり、揺れがゆっくりになります。パラメータの値の変化量を変えずに速度だけ変えたい場合は、[全体の速度]の値を変えてみましょう。
逆に、速度を変えずにパラメータの変化量を大きくしたい場合はこちらを大きくした上で、その分[全体の速度]も早くしていきます。
揺れやすさ 値が大きいほど、少しの入力でも大きく揺れるようになります。
目安として、0.7~0.99の範囲で設定を行ってください。
反応速度 入力に対して、どれだけ機敏に反応するかを設定します。
[1] で等倍、[1] より小さくなるほど反応が鈍くなっていき、[1] より大きくなるほど機敏になっていきます。
全体の速度 揺れ全体の速度を設定します。
[中間]で設定された他の値をすべて計算したあとに、この値が計算されます。[1] で等倍、[1] よりも大きくしていくと速くなります。
追加 新しい入力パラメータを追加します。
削除 入力パラメータを削除します。
選択した物理モデル設定の位置を上に一つ移動します。
選択した物理モデル設定の位置を下に一つ移動します。

 

振り子のプレビュー

物理モデル設定上で計算された振り子本来の動きをプレビューします。
(入出力の影響度は振り子には反映されません)

振り子の数を増やすたびに単振り子が追加されていきます。

 

 

出力設定

出力設定項目

計算した揺れを出力するための設定を行う項目です。

項目 詳細
振り子No [物理モデル設定]で設定した振り子のうち、どれを使用して出力するかを指定します。
出力 出力として扱うパラメータです。
設定したパラメータに、計算した揺れが適用されます。
影響度(%) Cubism 3の物理演算では、複数のパラメータを入力することが可能です。
複数の物理演算の結果からパラメータの値へ出力する場合、どの出力が何対何の比で影響するかを、この項目で設定します。
反転 チェックを入れると出力パラメータが反転します。
倍率 計算された値に掛ける値です。
この値が大きいほど大きく揺れ、小さいほど揺れが小さくなります。
最大出力(%) シーン再生時、もしくはパラメータスライダでの操作時の最大出力を計測します。
追加 新しい出力パラメータを追加します。
削除 出力パラメータを削除します。
選択した出力パラメータの位置を上に一つ移動します。
選択した出力パラメータの位置を下に一つ移動します。
最大出力を自動更新 チェックを外すと、自動更新が停止します。

 

出力の倍率を自動調整します。

項目 詳細
出力調整(アップ) 最大出力が100%まで届いておらず、振り子の動きが小さい場合、最大出力が100%になるように倍率を自動で調整します。
出力調整(ダウン) 最大出力が100%以上で振り子の動きが振り切れていた場合、最大出力が100%になるように倍率を自動で調整します。
倍率のリセット 倍率を1.0へリセットします。
最大出力をリセット 最大出力をリセットします。

 

ビューエリア

シーンの再生

物理演算設定を適用したモデルの出力結果をプレビューします。
※計算結果の速度維持のためモデルを拡大すると解像度が下がります。

項目 詳細
シーン選択 プルダウンメニューの中から再生したいシーンを選択します。
シーンがない場合は、[ランダムポーズ] のみ選択ができます。
再生 選択したシーンを再生します。
リピート チェックを入れると、シーンをリピート再生します。
最大出力をリセット チェックを入れると、全シーンを連続再生します。
([ランダムポーズ] は除かれます)
拡大 ビューを一定の割合で拡大します。
縮小 ビューを一定の割合で縮小します。
全体 シーン全体を表示します。
中心 シーンを中心に移動します。
原寸 シーンを原寸で表示します。

 

パラメータスライダ

シーン再生の他に、パラメータスライダを直接動かして揺れ具合を確認することもできます。
ただ、スライダでの操作は急激な動きになりやすい為、振り子の動きが振り切れてしまったり、
最大出力が大幅に大きくなる恐れがあります。

パラメータスライダでの操作は、あくまで大きな揺れの確認のみで、最終的な出力データは
シーン再生の動きを元にして調整していきましょう。

パラメータをデフォルト値に戻したい場合は、パラメータスライダの上部にある
「パラメータをデフォルト値に戻す」をクリックしましょう。

 

 

 

メニューと物理演算のON/OFF

物理演算設定エディタの設定メニューはダイアログ画面の左上にあります。

編集メニュー

項目 詳細
元に戻す Ctrl+Z 最後に行った操作の直前の状態に戻します。
やり直す Ctrl+Y [元に戻す]で一段階戻る前に行った操作を実行します。

 

物理演算メニュー

項目 詳細
物理演算設定の書き出し physics3.jsonを書き出します。
物理演算設定の読み込み physics3.jsonを読み込みます。
プリセットのインポート  入力/物理モデル設定プリセットのインポートします。
プリセットのエクスポート   入力/物理モデル設定プリセットのエクスポートすます。
入力プリセットの初期化  入力プリセットを初期化します。作成したプリセットも消去されますのでご注意ください。
物理モデルプリセットの初期化 物理モデルプリセットを初期化します。作成したプリセットも消去されますのでご注意ください。

 

物理演算を有効にする

「物理演算を有効にする」のチェックを外すと物理演算設定が一時的にOFFになります。
ON/OFFをしながら揺れ具合を確認してみましょう。

 

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